長野旅行⑤~俺の庭は合戦場!~
みなさんは、この人物をご存じだろうか。
佐久間 象山先生を。
先生は、幕末に生きた思想家です。
あたしなんかは司馬さんが好きで、幕末ものなんかはほとんど読んでる。なもんでこのお姿を見ればすぐに、
「おー、象山先生ちゃーすっ」
ってなんの。
だからこのお姿も、結構しつこくシャッター切った。
でも、こんなにででんっとしているわりに、そうじゃない人の方が多分圧倒的に多いんでないのって思うわけ。
で、何が言いたいかっていうと、場所。
象山先生が雄々しくそびえるこの場所です。
言おうか。
ここ、川中島古戦場なんですよ。
多分、こっちの方が皆さん全然ぴんっとくるのではないのかなと。いやまだちょっと・・・ってなってるそこのあなたも、風林火山って言われれば、あぁアレかしら?ってなるでしょう。山の如し的なアレねって。
そうです、如し如し言ってるアレです。上杉謙信とか武田信玄とか、ふたりの川中島合戦とかで大河ドラマにもなったアレの舞台みたいです。
そんな歴史的な古戦場なんですけれども、現代の印象としましては、すげぇピクニックとかに良さそうかな、って思ったわ。
とても奇麗に管理されていて、広々していて、空がなんだかいつもよりも心なしか大きく見える。
そんなんだから、あたしの瞼には浮かんでくるわけ。優しい両親にはさまれて無邪気に笑う子ども、そして家庭のマスコット的存在である白い愛犬を連れた家族の姿が。そんなアットホームな風景が。
象山先生の後ろにね。
まあようするに、戦国時代の中でも有名な歴史的一幕である川中島合戦の舞台は今、めっさアットホームな雰囲気の素敵な、象山先生の庭みたいになってっから。
お好きな方々は是非、何よりも山の如しな象山先生に会いにいっては如何でしょうか!
~追記~
川中島合戦好きな皆さん、安心してください。合戦場の端っこにある八幡社へ行けば、真っ最中の上杉さんと武田さんに会えっから。
こなくそーー!!
ってやってから、多分必見なのはこっちなんでよろしく。
これにて長野旅行編、おしまいでしたー。