野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

イタリア旅行 フィレンツェ編①~イタリア男には気をつけろ!~

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アリヴェデルチ ヴェネツィア

そしてボンジョルノ フィレンツェ

ってなわけで、ヴェネツィアに別れを告げて、次に向かうはフィレンツェです。

移動はユーロスターです。

その際に、我々と一緒にトランクも、ユーロスターに持ち込むんですけど、座席にそんなもんを置いておくスペースはなく。そして通路にもそんなスペースはありませんで。じゃあどこに置くか?頭上の棚しかないっていうね。

がしかし。

もうね、無理なの。ひとりじゃ絶対にトランクを棚にあげるなんて無理なわけ。なぜならば、我々のトランクはとても大き目だからです。

だからふたりで力を合わせるじゃないですか?で、あたしのトランクはなんとかあがったんですけれども、問題なのはぽんちゃんの、すっげー昔の型番のリモワのかっちかちのどでかいトランク。これがまた、女ふたりじゃきっついきっつい。

でも、ぶっちゃけそんな事言ってらんないじゃないですか?自分のことは自分でするって、小学校あがる前に親から教わることだから。そしてなにより、トランクを棚にあげないことには、誰も通路を通れないわけだから。

したっけ我々めっさがんばったんですけれども、まあ傍から見てても相当危うかったらしく。結局中国人のおっさまが、あげさげ両方で助けてくれました。でも、あたし見てた。おっさまの向かいにいた奥様が、無言で「助けてあげなさい」と指だけで合図してたのあたし見てた。なもんでおっさまと奥様それぞれに、しっかり感謝の気持ちを伝えました。

で、フィレンツェの玄関であるサンタ・マリア・ノベッラ駅に到着し、早速ホテルに向かうわけですが、なんせ我々は地図読めぬ民なもんで、地図があっても迷うわけ。それが地図読めぬ民の宿命といっても過言ではないわけ。

で、そこで出会ったのが、フィレンツェに住む日本人女性のよしえさん!

イタリアは観光大国です。そこには遺跡や美食を求めて、世界各国からあらゆる国の人々が集まり道を行きかっているわけ。そんな中、とりあえず、西洋人は基本区別がつきません。変なTシャツやめっさウエスタンな人。まあようするにNOTしゃれおつな人は、「ん~アメリカ人かな?」くらいなもんです、はい。

でも、アジアンはなんかわかるもんですね。中国人、韓国人、そして日本人。男女ともに、なーんかぱっと見てわかるもんですね。

で、よしえさん。細身をシンプルな格好でまとめた、黒髪ショートのよしえさん。もうね、後ろ姿だけで日本人だとわかりました。で、慌てて、めっさ日本語で「すいまっせーん!」って声をかけて振り向いたよしえさんは、とっても愛らしいお顔の素敵な雰囲気の女性だったわけ。

そのよしえさん。開口一番の、

「何?」

からの、

「イタリア男には気をつけて」

っつーイタリアを旅行するうえでの注意事項いただきましたー!

もちろんそれだけではなく、ホテルまでの道などを、とっても分かりやすく教えてくれたよしえさん、まじグラツィエ。

あちなみに。よしえさんもおっしゃっていらっさったことなんですけれども。これからイタリアへ旅行に行かれる皆さま。お足元は、スニーカーかぺたんこシューズがよろしいかと存じます。なぜならば、イタリアはどの街も石畳。かっちかちの石畳なもんだから、ヒールだと隙間にはまって歩いてらんねーから。あたしぺたんこシューズだったんですけれども、それでもぶっちゃけ相当来るから。石の感触ががんがん足裏に伝わってくっから、まじでスニーカーで行かれることをおすすめします。

とにかく、素敵な方に会えてフィレンツェ幸先よろしです。

で、イタリア男言うても、あらそんなに?くらいの気持ちでした。まあその話しは置いておいて、次へ行きましょう。

次回は、今回の旅行の目的のひとつ。

イル・ビゾンテへ参りましょー!

 

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