京都旅行⑤~祈願はご縁の範囲内でね~
今回は、ある意味ホラーと言っても過言ではありません。
末裔、安井金毘羅神社へ行ってまいりました。
とはいいましても、別にこれといって具体的な目的があってのことではなく、八坂通りにある雑貨屋さんの京東都さん、裏具さんからの帰り道にちょうど通りかかったもんですから、立ち寄った次第でして、えぇ。
ただこの安井金毘羅神社さんについては、以前から知ってはいたんですよ。だってここってあれじゃないですか、縁切りとか縁結びで有名なとこじゃないですか?
そんなんだから、鳥居をくぐった末裔がまず見たものがこちら。
この行列。
もちろんただの行列じゃないわけ。じゃあなにかってーと、それがこれ。
穴を表から裏に(縁切り)、裏から表に(縁結び)祈りながらくぐった後に神札を石面に貼るっつーコレですわ。
ちなみに末裔不参加です。
そりゃあ末裔だってね、いいご縁があれば欲しいわけ。でも、特に切りたいご縁はないんですよ。三十路越えていまだに異性とのいいご縁に恵まれていないという点で半分哀れではありますが、切りたいご縁がないという点において、もう半分は幸運だなって思いました。
だって参拝客が!絵馬が!あっちもこっちもやたらめったら鬼気迫ってた。
神前で手を合わせる参拝客も、心なしかみなさん長め。
その背中だけでも末裔をたじろがせるものがあるんですけど、まあ絵馬もこれがまたパンチあるのが揃ってること揃ってること。
そもそも末裔、社寺仏閣で人さまの絵馬を読むという下世話な趣味があるんですけど、ここばっかりは笑えませんでした。
例えばこちら。
あー、ありそう。これはよくありそう。ただしこんなん可愛いもんです。
でもってお次。笑えない例がこちら。
A男とA子が不幸のどん底に~、さっさと別れて~、ふたりとも私の前からいなく~、A男が不幸になりますように。A子が不幸になりますように。
・・・。
よっぽどだな!
こちとら思わず釘付けですよ。
実名、しかもフルネームってよっぽどじゃないですか・・・。
っつーかこれ、もはや縁切りでさえなくね?呪祖じゃね?っていうね。
神様これはほっときましょうか。だって内容が担当業務じゃありませんしね。
いいのいいの、末裔が許可すっから。
怖いよ怖い、人間が怖い。
もうこれホラーみたいなもんじゃないですか。
その神社の境内で女子力アピール忘れないキャハキャハしたポージングで写真とってる20代とおぼしき女性ふたり組よ、最終的にお前らの神経さえも怖ろしいんじゃボケ!
そんなん嵐の日の桂川のど真ん中でやってろ!そして流されて木津川・宇治川と合流して淀川になってしまえばいいのに。