ちょいちょいぶっこむ番外編~靖国神社でうしろ!うしろ!(後編)~
しっかしみたままつりって、ものすっごく混雑するんですね。
靖国神社から九段下までなんて、まともに歩けたもんじゃねーから。
混み過ぎて、全然前に進まねーの。
なに?もしかしてみたままつりって、一歩一歩、歩けることのありがたみを日本人に噛みしめさせるための祭りかなにかかな?
っつーレベルで進まない。
もう全然なの。
でもまあそれはしょうがねーの。
なもんで末裔、歩けることのありがたみを踏みしめるがごとく一歩一歩進んで、九段下からなんとか田園都市線に乗車して、無事に帰宅の途に着きました。
そう、そこまではいい。
そして家の近所のちっさな公園前を通りかかった時のことでした。
時間は8時を回った頃。
小学校中学年くらいの女児とそのお父さんが、誰もいない、猫もいない、ただ遊具しかない夜の公園
を見ながら、ぼそぼそぼそぼそ、しきりに何やら耳打ちし合っている光景に、末裔遭遇しまして。
したら、
うん?
ってなるじゃない?
末裔もね、親子の視線をたどってみたんですけど何もない。いやそんな筈はない!
つってもっかい良く見てみたんだけれどもね、遊具以外、やっぱり何もないんですよ。
にも関わらず、親子は公園ちらちらと、しきりにぼそぼそ耳打ちしているっていうね。
なにこれ、こわいんですけど?
っつーか近所でやめーやー!
結局なにもわからねーままだしよー!!
時期的にもあれよ?稲川淳二がイベントでひっぱりだこの季節よ?
こえーのよ?
どうしてくれんだよこの気持ち!
っていう、スピリチュアルなんだかオカルトなんだか、最終的によくわからい親子に全部もってかれた
一日でした。
歩けること、そのありがたさについてしみじみ考えたくないという方は是非。
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