野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

英国旅行②~ポートベロー裏道のススメ~

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なにこれかっけー。

 

さてさて。

我々の宿泊したホテルはパディントンから駅近。しかも某映画で有名なノッティングヒルだったんですけど、なにここ素敵なんですけど。

そりゃポートベローマーケットは有名です。

けど皆さん。マーケットのたつ通りだけを歩いて満足してやいませんかね?

そんなこと言われてもよくわからないというそこのあなた!

ポートベローの通りから1本入ってみてもらえません?

そしたらお高級そうな住宅街があるんですけど、落ち着きのある素敵なブティックや洋服屋さん、レストランやカフェがたくさんあって、べっくらこくから。

横道、裏道、回り道、入るにこしたことないですからね。

 

で。

ね。とか言っちゃって一見ドヤ顔の末裔ですけれども、そもそもの我々の目的もご多聞にもれず、ポートベロー・マーケットだったんですよ。

でもってそこへ行く道すがらですよ。

ノッティングヒル・ゲート駅からポートベロー・マーケットまでは、ほぼ道なりの一本道で、迷えっていう方が無茶なくらいでして。

その様たるや、ひとりの少女が大人の階段のぼる途中で、お母さんはいっつも文句ばっかり!ごはん?外で友達と食べるからいらない!お父さんはいっつもくたびれたスーツでかっこ悪い!それにへこへこしてばっかりでみっともないから嫌!って思ったこともあった・・・。でも今振り返ってみれば、毎日あたしが帰る時間に合わせてお母さんは温かいごはんを作って待ってくれていたよね。そして家族のためになりふり構わないで必死に働いてくれたお父さん、誰よりもかっこ良かったんだね。全部ありがとう・・・。あたし、嫁に行きます・・・。

みたいな?幼さゆえの狭い視野からだんだんと広い視野でおもいやりのある大人になるその途中にある、ちょっとした反抗期くらいよくある緩やかなカーブがあるだけなんですよ。まあ末裔、反抗期もなけりゃ嫁にいったことないんですけどね!

 

で。

それは末裔が地図を見ながらナビしていてよくいる少女のよくある緩やかな反抗期みたいなカーブの手前に差し掛かったときですよ。末裔が反抗期に沿って進もうとしたところ、友人からの待ったがかかりまして。ほんとうにそっちであってるの?ってことだったんですけどね、逆に聞くけど、その目にはどんな地図が見えてんだっつーね。クエストの地図でも見えてんの?それが宝の地図だったら、むしろそっちに行こうぜって。冒険を始めようじゃねーかっつー話しになるじゃないですか。

それくらいわかりやすくなっております。

 

で、何故我々が横道に入ったかといいますと、その目的がこちらです。

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チョコレートショップ「melt」さん。

友人の希望で寄ったお店なもんで末裔は購入には至りませんでしたが、お世話になっている方へのちょっとしたオミヤによろしいのではないのかなと。そう、ようするにそういうお値段設定となっているっつーことですね!

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 のカフェではガラス越しにどこかの若者と国際交流。

このカフェかわいーわーつって写真とろうとしたら、手前の眼鏡の少年がサムズアップしてくれまして。あら可愛い!つって手を振ったら恥ずかしくなったのか、隣の友人を巻き込んでふたりが素敵な笑顔をくれました。おかげで体温グッてあがった。三十路越えが大喜びだっつーの。

 

ってなわけで、もしもポートベローへ行かれた際には是非横道にそれてみてはいかがでしょうか?

冒険は始まらないけど、素敵なお店はあるから是非。

 

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