野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

オーストリア&フランス旅行⑨~オーストリア&フランス旅行〆 65歳、はじめてのパリ ~

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 パリ猫。

センター分けが喪黒 福造ばりじゃねーか。

 

伯母に催促され、伯父と伯母と3人でのヨーロッパ旅行へ行くと決めた時点では、末裔は正直不安でした。だっていくら幼少期から家族のように過ごしてきたとは言え、彼らの子供たちは多忙だっつって不参加表明だし、伯父、伯母、姪という3人で、果たして彼らは楽しんでくれだろうかと思うじゃないですか?自分だって、ちゃんと期待に応えきれないかもしれないし。

当日まではずっとそう思っていたんですけれども。しかしなんでも、案ずるよりも生むが易しですね。

いざ旅行がはじまってしまえば、いつも通り慌てたり、笑ったり、気が付けば普段の休日の延長のように過ごしておりまして。

ただ、ふたりを引率しなければならない責任感からか、末裔がふたりに対してひどく過保護になってしまっていた点については否めません。あれもこれもしてあげなくちゃ!そう思い、良かれと思ってなんでも先回りしていたのですが、伯母は末裔が思っていた以上に海外で、お金の計算をして払ってみたり、現地人とコミュニケーションをとってみたりと、些細で色々なことをひとりでやってみたかったのだと、何かの折に、

わたしはやってみたいのよ!

そう言われるまではまるで気が付きませんでした。

 

その時の末裔、気分はファインディング・ニモの木梨だったからね。

ひとりで電車に乗って新宿へ行けなかったあの伯母が・・・!

シェーンブルン宮殿で2€の水を買う時に、10㌣を誇らしげに、囲碁指した?って勢いでカウンターにバチコンしていたあの伯母が!!

心配するあまり過保護になってしまっていたけれど、ひとりでできるのね・・・。いや出来ていない現実は置いておきまして。

この人、成長・・・しているのね!

もうね、感無量。

そして日本へ無事帰国後、伯父が末裔に言いまして。

次はどこへ行こうか?

と。

末裔もね、還暦オーバーの体力を把握し切れずに負担をかけてしまったり、ふたりが経験したことのない窮屈な地下鉄移動に終始してしまったり、どうしてもと頼み込んで自分の買い物に付き合わせてしまったりと、至らない面がいくつもあったんですよ。ずいぶん我慢させた部分があったと思います。でも文句ひとつ言うこともなくて。それがまた、余計に申し訳なくて。

それなのに、また「次」を望んでもらえるような旅行にできたことが、末裔はうれしかったですね。

色々大目に見てくれたことも込みで、末裔ふたりに感謝しています。

 

さて皆さま。

今回の旅行なんですけれども、末裔、行き便でディズニーのズートピアを鑑賞したんですけれども。

なにあれ超かわいいですね。

ちなみに末裔、ディズニースキーでは断じてない。ランドもシーも別に行きたいとも思いません。がしかしですよ。

もうね、ジュディがあまりにも愛らしくて、おいディズニー、なにしてくれとんのか・と。なんつー愛らしい兎をこの世に生み落としてくれとんのか・と。行き便でとりあえず2・5回ズートピアを見たんですけれども。

もうね、ジュディの愛らしさが頭から離れないんですよ、旅行中もずっとね。なもんだから、ウィーンのシェーンブルン宮殿でも、ヴェルサイユ宮殿でも、オペラ座でも、買い物していても食事をしていても、いつでも頭の3割ではジュディのことを考えてまして。はやくまた動いてしゃべるジュディが観たくて観たくてしゃーなかったんですよ。

しったっけ帰り便でも2・5回観たんですけれども。

まあ何が言いたいかというと、伯父と伯母に感謝している時でさえも、末裔の頭の中の3割はジュディでした。

 

はい!これにて閉店いたしますー。

 

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