フランス旅行⑤~旅先での遠慮はほどほどに~
ここだよー!こっここっこー!!
というわけで、元日のランチにと、レストラン「シャルティエ」へと行ってまいりました。
こちらは気兼ねなくいける大衆食堂の雰囲気ということで行ってみたんですけれども、オープンしてくれていてよかったです。年中無休の文言を信じてやって来てよかったです。
しかしまー並んでること並んでること。
でも案内のために行列客のグループ人数を確認しにやってきた店員さん、おひとり様を見つけると、先にお行き!と指で合図をしてくれまして。おかげで寒空の下で長時間待たなくて済んだのはよかったんですけれども。
テーブルの席の狭さね。
もうね、ぎゅうっぎゅう。
しかも末裔はひとり旅ですからね。赤の他人とぎゅうっぎゅうに4人掛けテーブルに相席で詰め込まれまして。
そしてオーダーは紙のテーブルクロスに直書きしていくスタイル。
ちなみにこちらがメニューで、
末裔が頼んだ鴨のコンフィがこちらです。
世界のどこへ行ってもおいしいからじゃがいもはすごいと思う今日この頃。
鴨のコンフィはなかなか塩がきいていて、じゃがいもとパンと水がすすむ一品でした。
お値段€10.60。
以前から来たいと思っていたシャルティエでごはんが食べられて満足な昼食となりました。
さて皆さま。
こちらのシャルティエさんなんですけれども。
サービスで提供されるパンも水もテーブル席の人とシェアですからね。人見知りだ引っ込み思案だなんてもん発揮していたら、パンも食べられなきゃ水も飲めませんからね。そしたら料理の塩味の逃げ道ありませんからね。
もしもソロでシャルティエさんに行かれた際には、そんなもんは捨ててしまって。
是非。
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フランス旅行④~年末年始の海外旅行にも事情がある~
作品は愛でられども、その影は見向きもされず踏まれてしまうのな。
さて元旦です。
あけましておめでとうございます!
なんてこともすっかり忘れて 、まずは前日に購入して食べることを楽しみにしていたこちらのクロワッサンを、この日もやっぱりカルロスニュースを眺めつついただきました。
ほんとお店によって全然味が違うことが今回の旅での驚きのひとつだったんですけれども。
こちら、宿泊先のオベルカンフにありますバスタードさんのクロワッサンは、甘さ一切なし。おかずのお供にしても良し、ジャムと一緒にいただくも良しなお味のクロワッサンでした。
で、この日は元日なんですけれども。
日本ならのんびりもしたいところではありますが、フランスはパリともなりますとそうもいきません。何故ならば、まずホテルの部屋はこれなんですね。
電気ポットとかもないし、テレビのニュースはカルロスだしで、それこそよっぽど体調でも悪くない限り、終日過ごしたい部屋じゃないんですよ。それにゆっくり過ごしたくてとかではなくて、ここしか長期間の休みが取れないという理由で致し方なくこの年末年始に海外旅行を捻じ込んでいるということもありまして、まあようするに、とにかく遊びに行きたいじゃないですか。
ということで。元日でもオープンしてくれているというオルセー美術館へと行ってまいりました。
オベルカンフから、徒歩で。
そもそも方向音痴なこともあってか信じられないような迷い方をしてしこたま時間はかかりましたが、それでもなんとか11時前には到着したんですけれども。その時には、100人ほどが行列をつくっておりました。ただしこの行列、13時頃には5倍ほどに膨れ上がっておりました。それが元日だからなのか、いつものことなのかはわかりませんが、事前予約なしの場合は早めに行くか遅めに行くかのどちらかがよさそうですね。
で、オルセー美術館にも色々な作品が収蔵されておりますが、その中でも特に興味があったドガの「14歳の小さな踊り子」をちょいとじっくり目に鑑賞いたしまして。
満足したその後は、美術館の5階にありますカフェ「カンパーナ」さんでカフェクレームを飲みながら、しばし休憩いたしました。
なんせまだまだ歩きますもんで、できるときに休憩していきませんと体力がもちませんからね。
ちなみに店内はこんな雰囲気となっておりまして。
オルセーっぽくてよいのではないでしょうかね。
ここで、末裔が案内された席の隣に着席されていた日本人観光客の女性おふたりにお声掛けいただいたのですが、思いかけずとても楽しくお話させていただいたりしたこともあり、とてもよいひとときを過ごせました。
ひとりでのんびりと旅をしたその先で、出会えた素敵な方々と楽しくお話するのは本当にうれしく思います。
さて皆さま。
こちらのカフェですが、もちろんお食事メニューもありますので、2階にあるレストラン「ミュゼ・ドゥ・オルセー」よりもカジュアルにすませたいという方によいのではないでしょうか?
もちろん、ただのお茶だけのご利用にも。
是非。
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フランス旅行③~年末年始に見たいものはなんですか?~
寒すぎて外に出るのが恐ろしくて震えた。
いやー、正直舐めてました。
冬のパリがこんなにも寒いとは。
そもそもこの時体調が万全ではなかったんでしょうね。寒すぎて膝が震えました。
結果、モンマルトルの布屋さんに逃げ込んだ挙句、寒さが怖くて外に出られずに、ひっそりと窓辺に佇みただ外を見つめるっていう展開になりまして。
だってこの時は本当に芯から震えて恐ろしかったんですよ。
靴用と腹にホッカイロを貼ったうえでのそれでしたからね。
(なおこの日が特別だったのか、以降はデニムの下にタイツを重ねたり、ホッカイロを増やしたりしたこともあり、寒くてどうのということはありませんでした)
まあ体調が万全でない上に、まだ日も昇らない早朝からの行動が仇になって体が冷えたのかなと思うのですが、ここでストライキですよ。
ああ体調が悪いから、メトロで一旦ホテルに戻って少し休憩しようかな。
今回これが出来ませんからね。
だって9:30過ぎてしまえばメトロ2号線は動いていませんからね。
大きな通りに出て、比較的運行しているバスを上手く利用するか、あとはタクシーに乗るかが現実的な手段かなとは考えはしたんですけれども。
まだ寄りたいお店がありましたので、何だかんだ精神力で体調不良を押さえ込み、モンマルトル→オベルカンフのホテルまでの道すがら買い物をすませながら、結局徒歩で、ただし早めの午後14時にホテルへ戻ってまいりました。
でも徒歩の所要時間はせいぜい1時間かからないくらいでしょうか。大したことありませんでした。
その気になればまだ色々と観光できるなあとは思いましたが、大晦日ですしね。欲張らず、余裕を持って自重することを優先させました。旅はまだ序盤ですしね。
そんなわけで。
ホテルでのんびりと遅い昼食です。
スーパーで買ったチョコミントムースと、ジル・マーシャルさんで買ったマドレーヌです。ちなみにマドレーヌのお味はシトロンとピスタチオなんですけれども。
シトロンの方はフルーティーな酸味の糖衣がかかっていて、そのサクッとした食感も良かったです。
ピスタチオの方は、中にピスタチオのクリームがはいっておりました。
どちらもすんごい美味しかったです。
てなわけで皆さま。
こんな大晦日ですが、長距離移動で疲れ、さらに芯から凍えて万全ではない体調を考慮してホテルでゆっくりといってもですよ。フランスのニュース番組ったらカルロス三昧でして。なにこれカルロスチャンネルかしら?なんて思ってしまうくらいカルロス・ゴーンのことばっかりで。
この年末年始、一番見た人カルロス・ゴーン。
カルロス・ゴーンはもういいや。
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フランス旅行②~食べカスの雨を降らせるクロワッサン(褒めてます)~
嗚呼可愛い。
さて大晦日です。
美味しいマドレーヌが食べたくて、モンマルトルへと行ってまいりました。
この日はモンマルトル方面へと走るメトロ2号線が6:30から9:30の間は動くということでしたので、歩いて行ったBelleville駅から乗車し、最寄り駅のPigalle駅は本日停車しないとのことでしたので、手前のAnvers駅にて下車して行ってまいりました。
ジル・マーシャルさんへ。
美しいケーキがたくさん並んでおりますが。
悩んだ末に、マドレーヌ2つ、クロワッサン、そしてタブレットチョコレート2枚 を購入いたしました。
そしてご近所のサクレクール寺院へ移動して、パリを一望しながら朝食にクロワッサンをいただいたんですけれども。
購入時はとりあえずクロワッサンだな。
くらいにしか認識していなかったんですけれども。いざ袋から出してびっくりいたしまして。
だってでっかい。
しかも中に栗のペーストのようなものが入っており、いやー、美味しかったです。
もうね、パリッパリっていうかバリッバリのサックサク具合で、滞在中にいくつも食べたクロワッサンの中でもダントツNO1でした。
口内炎患っている方なんかは、下手したら追い討ちかけられるんじゃないの?ってくらいザックザクで、ボリューム、味、食感、そのすべてに大満足な一品でした。
それを夢中で食らったもんですから、コートもセーターも食いカスまみれになりましたが、本望です。
てなわけで皆さま。
ほんと1日に何人も、フランスパンを齧りながら街を行くパリジャンパリジェンヌを見かけるんですね。なもんで自分もいいよね!って気持ちでクロワッサン齧りながら歩いた結果、あれ?クロワッサンの雨でも降った?ばりにカスにまみれましたんで、バケットじゃなくてクロワッサン齧りながら歩くときはどうかお気をつけて。でもジル・マーシャルさんとこのクロワッサンじゃなければ多分大丈夫だから。
是非。
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フランス旅行①〜大なり小なり夢がある〜
この街って今 どストライキ真っ最中なんだよなぁ。という感慨。
人それぞれに、大なり小なり、あるいは現実的非現実的と、さまざまな夢があることでしょう。
末裔もそう。
所詮は妄想の域を出ないようなものから、その気になればいつでも実現可能なようなものまで、さまざまな夢があります。
その中のひとつが、貯めたマイルでヨーロッパなどの遠い国への特典航空券をゲットすること、というのがあったんですね。
しかも直行便で。
それがこの度叶いまして。
行って参りました。
長期戦どストライキ真っ最中のフランスはパリへ。
いやね、手配したのは半年前だったもんですから?まさかこんなことになるとは思いもよらないわけですよ。マイルはあってもなかなか都合のよい日にちに空席が見つからないながらも、この細やかな夢を叶えたい一心で、往路は乗り継ぎ便しかなかったものの、多少の妥協と無理をして、なんとか席をゲットしたわけですよ。
したと思ったらこのばっちばちのストライキが勃発し、交通網はめっためた。
いやでもすぐに終わるっしょ~。
なんて当初はあった余裕も、1週間が過ぎ、しばらくたっても収束する様子がまったくなく、行われる話し合いは決裂ばかり。いやまじかつっつて。
そんな有様のパリにソロというのはさすがに正直不安がよぎりまして。
そのため、せっかくゲットした特典航空券をキャンセルすることも頭をよぎりました。
でも不思議なもので。
末裔思いました。
キャンセルするべきかしら…。
ん?キャンセル?
で。
仕事中ではありましたが、ANAさんのHPで検索かけてみましたところですよ。
やっぱり往路に直行便の空席があるじゃねーか!
そういうことならば・と。仕事中ではありましたが、即予約変更いたしまして。
てなわけで皆さま。
え?ストライキやってらっしゃる?あらじゃあちょっとどんなもんか、経験させていただきましょうかねー。
てなわけで、パリ旅行編はじめます。
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