野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

フランス旅行⑧~チョコレート巡り モンマルトル編~

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街角のアリス。

 

今回の旅行の目的はなんですか?

と聞かれたとすれば。

私はこう答えます。

古着屋めぐりとチョコレートです・と。

古着はそんなに気になるものと巡り合えず数着の購入にとどまったのですが、チョコレートはそこそこ購入できましたので、いくつか触れてみたいと思います。

 

まずは絶品ザクバリクロワッサンで末裔を悶絶させたGILLES MARCHALさんです。

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ジルさんではタブレットを2枚購入いたしました。

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お店はこじんまりとした佇まいですが、店員さんは明るくて親切だし、日本人女性の方もいらっしゃるして、おいしいだけでなく安心感のある買い物をさせていただきました。

 

続いて、前々回のパリ旅行で行き、チョコレートだけでなくお店のムッシュも気に入りました、Sous les Amandiersさんへ。

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数年前と変わらず、そこにあってくれて嬉しかったです。

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年末年始だろうがパリはまだまだクリスマスです。

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タブレットも豊富です。

そして購入したチョコレートがこちら。

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そして箱の中身はこうなっておりまして。

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一箱でお値段は12€くらいだったでしょうか。

美味しいのに良心的なんです!

 

さて皆さま。

なぜSous les Amandiersさんのムッシュが末裔のお気に入りかと申しますと。

ヒルな微笑と紳士な接客のギャップがグッとくるからです。

まず入店すると、片方の口角だけを持ち上げた微笑で挨拶をしてくださるんですけれども、これがまた、

街角のパティスリーのムッシュは表の顔で本業は殺し屋かしら?

ってくらいニヒルな微笑みなんですね。でも接客は超紳士なんですよ。

これ触っていいですか?写真撮っていいですか?おいくらですか?

と質問しようものならば、

もちろん!マダム!!

と、はじめのニヒルな微笑みとのギャップにびっくりするほどに、とっても紳士的で優しい態度で、しかし距離感はほどほどな接客はクセになりますから。

しかも美味しくてお値段もお手頃ですので、チョコレートとあわせてムッシュも堪能して欲しい。

是非!

 

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フランス旅行⑦~ヤン・クヴルーの謎~

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YC+FOC=♡。

 

さて、今回のパリで末裔が最も通ったお店。

それはヤン・クヴルーさんでした。

何故かと言われましても自分でもよくわからないのですが、何度も行っちゃうもんですから、それで自分が気に入っているらしい事実は認識したんですけれども。

数えてみたら、通算5回。ちなみに滞在は7泊9日。

まず10区のParmentier店に2回。

そしてマレ店に2回。

さらにオペラ地区のギャラリー・ラファイエット店に1回。

合計5回。

これだけ行った中で、あれ?と思うことがありまして。それと言いますのが、あそこにはあったあれがこっちにはない。だけどこれ、あっちにはなかったような・・・?

という現象なんですね。

もちろんほとんどの商品は同じなんだとは思うんですけれども。

まずParmentier店。

このフィナンシェを購入したんですけれども。

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買ってはいないのですが、このフィナンシェ以外にもチョコレートのパウンドケーキヴァージョンがあったような気がするんですね。

で、

マレのお店では、チョコレートのパウンドケーキは見なかったけど、チョコレートは見たんですよ。これまた買わず、今になって悔やんでいるんですけれども。

そして、

ギャラリー・ラファイエット店でこのオランジェットを購入したんですけれども。

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これは今回の旅行中ではギャラリー・ラファイエット店でしか見かけていないと思います。

以上、末裔調べですのであしからず。

 

そしてヤン・クヴルーさんで、イートイン限定というミルフィーユをいただいてまいりました。

それがこちら。

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びっくりしました。だって芸術的。

溜息でも飛んでいきそうなほど薄い3枚の生地の間にカスタードを挟んだミルフィーユなんですけれども。その薄さのため、もたもたしているとカスタードクリームの水分ですぐに柔くなってしまうほど繊細な一品なんですね。

ちなみにお値段€10。

日本円換算で約1,250円。

これ日本国内だったら、正直相当悩むと思います。

だってカフェオレも頼んだら約2,000円。うまくやった1週間分の食費と同じ金額!

って。

でも大丈夫。海外旅行のせいで一時的に金銭感覚がバブっているおかげで、即決でくださいができる挙句に、一片の後悔もありません。

あれほど繊細な食感ははじめてです。もちろん美味しくいただきました。

あと別の日にはこちらのパリ・ブレストを購入いたしまして。

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マロンペーストと、少し塩味のあるサクサクのプラリネっぽい食感で構成されており、当然こちらもおいしくいただきました。ちなみにこちらはミルフィーユとは逆で、なかなかボリューミーな一品です。

 

そして季節物のお話ですが、1月前後のフランスで新年を祝うガレット・デ・ロワという伝統菓子。これが年が明けたあたりからそこら中のパティスリーに並んでいるなー!とは思っていたんですけれども。

ヤン・クヴルーにもありまして。

それがこちら。

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ヤン・クヴルーと言ったらやっぱりお狐さんですが、こんなところにもちゃんと、欠かさずお狐さんがいらっしゃいましたよっと。

 

というわけで皆さま。

とは言えそれぞれの店に行った結果、あれ?これはあそこにはなかったな。とか、どの店舗にもあると思ったからあそこで買わなかったのにこっちにはない!とかいった程度のリサーチでしかありませんので確かではないのですが、とにかくお店によってある商品とない商品があるかもしれませんので、ヤン・クヴルーファンだという方がもしもパリへ行かれる際には、3店舗すべてに行かれてみることをおすすめいたします。

パリ市内は狭いおかげで、たとえストライキのせいで交通網が100%ご臨終したとしても、徒歩で2時間くらいあれば可能だから。

是非。

 

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フランス旅行⑥~相乗り観覧車は一か八か~

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プレッツェルの木。 

 

1月2日になりまして。

元日はさすがにお休みの店や施設ばかりでしたが、この日からは街も日常となってくれます。

そんなわけで、この日はまずはオランジェリー美術館へ行き、その後に今回の旅行で特に楽しみにしておりました、イヴ・サンローラン美術館へと行ってまいりました。

と申しましても、別にブランドのイヴ・サンローランが特別好きなわけではありません。もちろんファッションデザイナーなわけでもなく、服飾関係の学校へ進学したことも、洋服の販売員さんすらしたことがありません。

しいて言えば、趣味で洋裁を嗜んでいるくらいなんですけれども。

それでも、どうしても生で見たいものがありまして。

それがこちら。

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天才だと思いましたからね。

どんなセンスしていたらこんな発想が生まれるのかと。

外部から刺激を受けることがめっきりなくなった近頃、ひさびさに衝撃を受けまして。もしまたパリへ行ったら絶対に行こうと決めていた場所でした。

ちなみのこんなんもおります。

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ちんまいバージョン。

洋服だけでなくアクセサリーも展示されているのですが、こちらも個性的な作品がずらりと並び、見ごたえがありました。

美術館としての規模は非常に小さく、末裔はどうしても来たかったという割には30分かそこらで見終わりましたが、どんな美術館へ行っても基本流し見なもんで、大満足です。

 

 さて皆さま。

冒頭のプレッツェルの木は、チュイルリー公園で開かれていたクリスマスマーケットで見かけました。すごくかわいくで無駄に購買意欲をそそられます。

そしてこちらのクリスマスマーケットには観覧車があり、

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ご覧のようなパリを眺めることができて素敵なんですけれども。

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まずひとつ。1周で終わりかと思いきや、2周で1回だからびっくりしないこと。

そしてもうひとつ。基本相乗りなもんだから、ソロ参加でカップルと同乗させられたら割と地獄!

ちなみに末裔は中年ご夫婦とご一緒させていただきましたもんで、なんとなく気持ち的にセーフ!

是非。

 

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フランス旅行⑤~旅先での遠慮はほどほどに~

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ここだよー!こっここっこー!!

 

というわけで、元日のランチにと、レストラン「シャルティエ」へと行ってまいりました。

こちらは気兼ねなくいける大衆食堂の雰囲気ということで行ってみたんですけれども、オープンしてくれていてよかったです。年中無休の文言を信じてやって来てよかったです。

しかしまー並んでること並んでること。

でも案内のために行列客のグループ人数を確認しにやってきた店員さん、おひとり様を見つけると、先にお行き!と指で合図をしてくれまして。おかげで寒空の下で長時間待たなくて済んだのはよかったんですけれども。

テーブルの席の狭さね。

もうね、ぎゅうっぎゅう。

しかも末裔はひとり旅ですからね。赤の他人とぎゅうっぎゅうに4人掛けテーブルに相席で詰め込まれまして。

そしてオーダーは紙のテーブルクロスに直書きしていくスタイル。

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ちなみにこちらがメニューで、

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末裔が頼んだ鴨のコンフィがこちらです。

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世界のどこへ行ってもおいしいからじゃがいもはすごいと思う今日この頃。

鴨のコンフィはなかなか塩がきいていて、じゃがいもとパンと水がすすむ一品でした。

お値段€10.60。

以前から来たいと思っていたシャルティエでごはんが食べられて満足な昼食となりました。

 

さて皆さま。

こちらのシャルティエさんなんですけれども。

サービスで提供されるパンも水もテーブル席の人とシェアですからね。人見知りだ引っ込み思案だなんてもん発揮していたら、パンも食べられなきゃ水も飲めませんからね。そしたら料理の塩味の逃げ道ありませんからね。

もしもソロでシャルティエさんに行かれた際には、そんなもんは捨ててしまって。

是非。

 

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フランス旅行④~年末年始の海外旅行にも事情がある~

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作品は愛でられども、その影は見向きもされず踏まれてしまうのな。

 

さて元旦です。

あけましておめでとうございます!

なんてこともすっかり忘れて 、まずは前日に購入して食べることを楽しみにしていたこちらのクロワッサンを、この日もやっぱりカルロスニュースを眺めつついただきました。

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ほんとお店によって全然味が違うことが今回の旅での驚きのひとつだったんですけれども。

こちら、宿泊先のオベルカンフにありますバスタードさんのクロワッサンは、甘さ一切なし。おかずのお供にしても良し、ジャムと一緒にいただくも良しなお味のクロワッサンでした。

 

で、この日は元日なんですけれども。

日本ならのんびりもしたいところではありますが、フランスはパリともなりますとそうもいきません。何故ならば、まずホテルの部屋はこれなんですね。

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電気ポットとかもないし、テレビのニュースはカルロスだしで、それこそよっぽど体調でも悪くない限り、終日過ごしたい部屋じゃないんですよ。それにゆっくり過ごしたくてとかではなくて、ここしか長期間の休みが取れないという理由で致し方なくこの年末年始に海外旅行を捻じ込んでいるということもありまして、まあようするに、とにかく遊びに行きたいじゃないですか。

ということで。元日でもオープンしてくれているというオルセー美術館へと行ってまいりました。

オベルカンフから、徒歩で。

そもそも方向音痴なこともあってか信じられないような迷い方をしてしこたま時間はかかりましたが、それでもなんとか11時前には到着したんですけれども。その時には、100人ほどが行列をつくっておりました。ただしこの行列、13時頃には5倍ほどに膨れ上がっておりました。それが元日だからなのか、いつものことなのかはわかりませんが、事前予約なしの場合は早めに行くか遅めに行くかのどちらかがよさそうですね。

で、オルセー美術館にも色々な作品が収蔵されておりますが、その中でも特に興味があったドガの「14歳の小さな踊り子」をちょいとじっくり目に鑑賞いたしまして。

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満足したその後は、美術館の5階にありますカフェ「カンパーナ」さんでカフェクレームを飲みながら、しばし休憩いたしました。

なんせまだまだ歩きますもんで、できるときに休憩していきませんと体力がもちませんからね。

ちなみに店内はこんな雰囲気となっておりまして。

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オルセーっぽくてよいのではないでしょうかね。

ここで、末裔が案内された席の隣に着席されていた日本人観光客の女性おふたりにお声掛けいただいたのですが、思いかけずとても楽しくお話させていただいたりしたこともあり、とてもよいひとときを過ごせました。

ひとりでのんびりと旅をしたその先で、出会えた素敵な方々と楽しくお話するのは本当にうれしく思います。

 

さて皆さま。

こちらのカフェですが、もちろんお食事メニューもありますので、2階にあるレストラン「ミュゼ・ドゥ・オルセー」よりもカジュアルにすませたいという方によいのではないでしょうか?

もちろん、ただのお茶だけのご利用にも。

是非。

 

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