野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

ちょいちょいぶっこむ番外編~阿波おどりは突然に~

わたしはただ高円寺へ、お買いものへ行っただけだったんですよ。

それがまさかのバッティング。幸か不幸か、阿波おどりとバッティングしまして。

そうです。8月24(土)、25(日)はあの有名な、東京高円寺阿波おどりの開催日でした。動員数は、本場徳島の阿波おどりに次ぐその規模なんと約100万人だそうで。それって、東京ドーム20杯分じゃないですか。

 

で、お昼の12時に到着した時点で、街が若干浮かれ気味。こころなしか人多め。当然です。だって阿波おどりですから。

で、まあ我々の目的はあくまでお買いものなわけで、阿波おどり?そんなの関係ねぇ!つって古着屋さんをあちこちはしごするじゃないですか。

で、お店行く度に、店員さんがおっしゃるわけ。

 「今日は阿波おどり見に来たんですかー?」

 って。

 したっけ我々答えます。

 「いいえ、買い物です」

―――――――

 

つって。

したら最初の2店では、

「じゃあラッキーじゃないですかー」

っておっしゃるんで、

「ああ、そうかもしれませんね」

って、適当に流すように答えてたんですけれども。

 

ちなみに高円寺阿波おどりの本番は、夕方17時から。でも、お昼をちょっと過ぎた頃から、すでに祭りはおっぱじまってまして。笛と太鼓の賑やかな音色に合わせて、浴衣姿の方々が阿波おどってらっしゃるわけ。

その様子を見ながら歩く高円寺は、とっても楽しかったです。すごくわくわくしました。

で、3店目ですよ。

まずは※の会話の繰り返しです。

するとこの店員さん、他所とは反応だいぶ違った。

はっ、とした後おっしゃった。

「それなら早く帰った方がいいですよ」

って。

したっけ、我々もはっとしたよね。だって100万人。あの高円寺に100万人だぜ?それって、ぎっちぎちじゃないですか?

いやね、阿波おどりのために来た見物人はそれでいいよ。だってぎっちぎちも覚悟のうえで来てんでしょっつー話しですからね。

がしかし、我々は見物人ではありませんので、ぎっちぎちは嫌なわけ。それも、絶対に嫌なわけ。

なもんで、あとはもう巻きですよ。

そしてちゃくちゃくと人が増えるなか、17時に買い物を巻いて巻いて終わらせて、戻った高円寺駅で見たもの。それは、下車と乗車のすさまじい利用客数格差だったわ。だって下車客は土日合わせて100万人。改札全部下車客専用状態ですよ。そのひしめく下車客にまるで遠慮をするように、乗車客ははしっこにぽちこーんと特設された、なんかもう棒みたいな簡易改札からこっそり入場するっていうね。

 

もうほんとね、参加しないにも関わらず、阿波おどりに振り回された一日でした。

せっかくなので皆さまは、本番まで参加して、阿波おどりに振り回されてみては如何でしょうか?きっと素敵な夏のおもいで!

 

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