フランス旅行⑬~パリへ行く目的になるケーキ~
矢印の雨。
今回の旅で、コレを食べるためにパリへ行く価値がある。
そんなケーキに出会いました。
それがこちら。
ミルフィーユと、
すみれのケーキです。
パティスリー、Carl Marletti(カール・マルレッティ)で購入したケーキなんですけれども。
どちらのケーキもそれはもう美味しかったのですが、特にミルフィーユにはびっくりさせられました。
今まで人生でいくつものホイップクリームやカスタードクリームを食べてきました。その経験から、クリームの味と美味しさは大体がこんな感じという幅と申しますか、自分なりの物差しが皆さんおありだと思うんですけれども。
ぶっちぎってきましたからね。
このミルフィーユのクリームは。
甘くておいしくてコクもあるのに、まるで美味しい牛乳を飲んでいるがごとく、喉のどこにもひっかかることなくごっくごく食べられてしまいまして。
朝の目覚め1分後に食べていい。枕元に置いておいてもいいくらい美味しいクリームです。
お店はカルチェラタンの賑やかな通りを抜けたところにこじんまりとあり、よく見ていないと見逃してしまいそうな店構えでした。
末裔が伺った時の店員さんはビシッと制服を着た男性店員の方のみでしたが、皆さん始終紳士的で丁寧で。さあお会計というタイミングで奥から出てきてとっても優しい笑顔で、
ボンジュール・マダーム!!
と挨拶をしてくれたのは、
カールじゃないの!
カール・マルレッティのカールじゃないの!!
って末裔びっくりしまして。
カールの態度が本当に自然だったもんですから、末裔の顔も自然と緩んでにやけてしまいましたけれどもしょうがないの。
だって気分がいい。
Carl Marletti(カール・マルレッティ)はケーキだけでなく、その接客もクリーム同様最初から最後まで滑らかで素晴らしかったことをお知らせいたします。
さて皆さま。
Carl Marletti(カール・マルレッティ)のような接客もあれば、めっさなめてた接客をしてくる店もあるわけで。
それはカルチェラタンへ向かう途中にあるお惣菜店なんですけれども。
店頭に並ぶ様々なフレンチ総菜の中から、ホテルでの夕飯にしようと、プチなオープンサンドを購入した時ですよ。店員のおばちゃんに指さしでオーダーするんですけれども、このおばちゃんがめっさなめているんですよ。
その指を!
ペロって指をひと舐めしながら、どれにするんだい?っつって待ち構えておりまして。
その指で商品を取ってくれるっていう何それできることなら遠慮したいけど、今更やっぱりいりませんは言えないことってあるじゃないですか。
なもんで、まあしょうがない。
久しぶりに他人とDNA交換しとくかっつって。なんか免疫あがりそうだしって自分を納得させました。
Carl Marletti(カール・マルレッティ)のようなスマートな接客もいいですが、(指を)なめた接客もあるだろうし、悪いもんでもない。
と・自己暗示次第で気分は意外とどうにかできるから。
是非。
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