野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

オーストリア&フランス旅行⑦~吉とでるか凶とでるかのオペラ座見学 パリ編~

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 すんごいかわいいなって思いました。

 

ってなわけで末裔一行、オペラ座へ行ってまいりました。

ガルニエ宮の方ですね。

なんと末裔、4度目にして初訪問です。

 今回の旅行のテーマは、いかに伯母に満足してもらうかです。そのためにはとりあえず煌びやかな、Theパリな面を見せときゃいいっしょっつー思惑でやってまいったんですね。

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 よしよし。このかんじこのかんじ。

と内心でほくそ笑みながらも、実は末裔には一末の不安がありまして。

それってーのがこのオペラ座。公演の準備やリハーサルの為、見学できない日がしょっちゅうあるという事前情報を入手していたからなんですよ。

それは困る!っつー方は、ガイド付き見学に申し込まれたらいいっぽいようですよ。そしたら自由見学では入れない場所にも入れるっぽいですし。

で、末裔一行が行ったタイミングはどうだったかと申しますと。

やっていたよね、リハーサル。

バレエ公演準備のため、照明を落として音楽の音合わせをしておりました。

そのためシャガールの天井絵があんまよく見えないっつーね。この天井絵が見たいのに。

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よく見えません。 

まあがっかりするところではあるんですけれども、舞台ではバレエダンサーが練習しておりまして。末裔にバレエの素養がないのがアレなんですけれども、それでもプロのダンス。それが見れたんだからある意味で幸運なのかもしれないと、その様子をゆっくり見学させていただいていたんですけれども。

なんと!リハーサルが終わったらしく、照明点灯してくれまして!

やったね。

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 これこれー!!

美しかー。

結局、プロのバレエと天井絵、両方見学できるっつーなにこれラッキーじゃねーか!

 

で、お次は物欲系なんですけれども、オペラ座のお土産屋さんは基本バレエグッズばっかりで、そこまで万人受けするものは少ない印象でした。

その中から見つけた数少ない、末裔好みのグッズがこちら。

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 この靴下かわいいーけど高っけー。

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 このノートもかわいいーけど高っけー中真っ白なのにー。

 っね。

 

さて皆さま。

行き当たりばったりのオペラ座見学は、吉とでるか凶とでるかです。

不安な方はガイド付き見学を。それほどでも、という方は、運試しに。

天井絵見れなかったら相当がっかりすると思いますが、是非!

 

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オーストリア&フランス旅行⑥~セーヌで思うは掬星台のあの気持ち パリ編~

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トイレットはこっちなんです(この子にはサント・シャペルで会えます)。

 

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 さて末裔、エッフェル塔でディナーをしてまいりました。

お店はエッフェル塔のお手頃な方。58 トゥール・エッフェル(58 Tour Eiffel)さんです。

まあおいしいのではないでしょうかね。よくわかりませんけど。

別に舌がばかっつーことはないと思うんですけれども、なんと言ったらいいんでしょうかね。こないだ友人宅近所で食べたバインミーも、自分で作った大根と豚バラの煮物も、会社近くのお店のナポリタンも、同じようにおいしいっていうか。よく言えば、味覚が博愛っつーか。まずくない限りはなんでもおいしいっつーか。

でも一番おいしいのはやっぱ親の作るご飯だなぁ。みたいな。

大きな違いがあるとしたら、エッフェル塔で食べられるというシチュエーションがスパイスになるかどうかなんでしょうね。

末裔、たいしてならなかったんでしょうね。

結果、普通においしかったです。

 

で、食事の後はエッフェル塔の目の前にありますバトーパリジャン船着き場からナイトクルーズもしてまいりました。

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キラキラ光るエッフェル塔や、

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ライトアップされた ノートルダム寺院や、

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ライトアップされた何かを、寒空の下で寒風と一緒に満喫してまいりました。

セーヌ川沿いには人々が集い憩う姿があり、いくつもの橋をくぐる時には、そこからパリの歓迎の声が降ってくるっていう素敵クルーズで、ど定番ながらすんげー楽しかったです。

防寒がもっとしっかりしていたら、もっと楽しかったのでしょう。

夏だったら、楽しいに違いないのでしょう。

 

さて皆さま。

クルーズ船は屋根に出て景色を楽しめる仕様だったんですけれども、あまりの寒さにまず伯母がそうそうに船内に引っ込みまして。ってーことは伯父も引っ込むわけで。それでも末裔は外でクルーズ楽しみたかったから、カップルや家族で楽しむ人々の中にひとりぽっちで残りまして。まー身も心も寒いっていうね。で、去年の年末行った掬星台でもこんな気持ちだったよな・・・。なんてふと思ったりしていたんですけれども、それでもちゃんと楽しめました。

したっけ、ものは試しに是非ど定番の観光ですが、行かれてみることをおすすめします。

心と体のコンディション次第では、こりゃ相当楽しいと思いますので、是非!

 

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オーストリア&フランス旅行⑤~ふたりはノートルダム一派 パリ編~

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 朝食の風景。

 

てなわけでパリ2日目は、末裔一押しの観光地であるサント・シャペルをしょっぱなぶっこみまして。

先手必勝!っつー気分とでも申しましょうか。

それはもう得意げに。

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美しいじゃない。

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 すごく綺麗じゃない。

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 かわいいところもあるじゃない!

ここ行っときゃ間違いないっしょっつって。だってこんなにきらっきらだしっつって。

 

ふたりの感想が、まさかの「まあまあ」っていうね。

で、末裔、まじかってなったんですけれども、同じシテ島にあるノートルダム寺院。ふたりはこちらの方がお気に召したんだそうです。

・・・。

そっか。

 

で、なんとなく面倒だったもんであわよくばスルーしようとしていた凱旋門なんですけれども、

あそこへは行かないの?

って伯母が言い出しまして。

で、内心、っち、ってなったんですけれども、今回の主役は伯母ですし?メトロ使っても20分くらいしかかかりませんし。行けない理由がないじゃないですか?

なもんで、見るだけでも行っとくかっつって。登る?ってなっても、どーせ「膝が・・・」ってなるのもわかってたんで、ちゃちゃっと観光しに行きまして。それは、あの車がぐるぐる回ってるとこでふたりを激写しまくっていたときのことでした。

 

末裔、すられそうになりまして。

日本人男性に多く見られる後ろポケットに財布っつースタイルは論外として、末裔はショルダーバックを前に抱えるようにして、常に意識しているつもりだったにも関わらず、狙われてしまったようです。

それってーのが署名スリでして、よくある手口のひとつのようですね。

15歳前後くらいの少女が近づいてきたと思ったら勢いそのまま、末裔のお腹あたりにあったショルダーバックと胸の間に、署名して!っつって用箋挟を突き付けてきたんですね。

したっけ末裔、

いきなり人のパーソナルスペースに入ってくるでねえ!

っつって素早く後ずさったんですけれども、それからようやくハッとしてスリの手口だと気が付きまして。

そうなったらもうね、

こっちさ来るでねえ!

っつって断固拒否の態度を示したら、スリはさっさと踵を返して仲間の元へ帰っていきました。

下手に親切心出して署名に応じようものならその隙に、用箋挟の下でバック開けられて貴重品いただかれてまうやつですよ。

つけ込むわー。

がしかし。

ばかが!

あめえ。ラデュレのマカロンより甘え!あたしがそんなお人好しに見えたか?あ?それともチョロそうだったからか!?残念だったな。お前の目にどう映ったかは知らねーが、こちとら笑顔とは裏腹に鉄壁のパーソナルスペースに猜疑心旺盛な三十路半ばなんだからな!まじで甘えチョロ助見抜く目ぇ養って出直して来るがいいわー!

悲しいけれど、悪いことしないっつーだけで、いい人間でもねーからー!!

悲しいけれど!!

・・・ふう。

 

さて気を取り直しまして、これは事前にこういった手口があることを知らなければやられてしまうのも頷けます。

かくいうわたくしも、このスリショックは終日拭い切れませんでした。

 

さて皆さま。

ウィーンのオプショナルツアーでお世話になったガイドさんがおっしゃっておりました。

凱旋門下の地下鉄は、通称「スリ専」と。

でも、自分だけは大丈夫。わたしもそう思っていました。そう、今年の9月までは。がしかしですよ。言うても相手はプロですね。素人の自己防衛意識なんて軽く越えてくっから。

ほんと気を付けてください。

 

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オーストリア&フランス旅行④~悲しみと爆笑の間でinルーブル パリ編~

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ご機嫌な。

 

さて。

誰ひとり特別後ろ髪ひかれることもなくウィーンに別れを告げて、末裔一行はパリへと移動してまいりました。

 

で、今回の旅行で末裔がもっとも懸念していたこと。それがパリのホテルだったんですよ。なぜかっつーとまず高級感はゼロでして。いや末裔は全然それで構わないんですけれども、問題は伯母っつーかばばあなんですね。折角のパリ旅行。そりゃあ夢を抱いているわけですよ。

しかし宿泊するホテルはただ高級感がないだけならまだしも、ぼろいは狭いは設備は整ってないはっつーね。なにこれ昭和の下宿先?みたいな。味があるよね。の一言ではフォローしきれない雰囲気だったんですよ。

しかも立地が北駅周辺。まー治安がよろしくないんですね。立地って打とうとして変換したらリッチって変換されて、ただそれだけで軽くダメージくらうほどに末裔はばばあの反応を懸念していたんですけれども。

 

案の定でした。

伯母、テンションがた落ち。普段はまあまあ勝気で我が強めなんですけれども、今回ばかりはすんげー落ち込んじゃって、今思い出す分には笑っちゃうくらいなんですけれども、ライブ中はそうもいきませんで。

でも末裔には一縷の望みがありまして。

それってーのが、伯母の実家は福島の築1世紀っつー木造建築なんですよ。末裔もね、夏休みっていったらあの大きくて古くて、そしてあったかい家で1週間ほど過ごすのが恒例でした。あんなこと、こんなこと、いっぱいありました。

でも伯母はそれどころじゃないからね。生まれてから結婚するまでがっつり築1世紀で育ってますからね。小学校登校する前に毎朝大黒柱磨くのが日課だったからね。大黒柱っていってもお父さんとかの比喩とかじゃないんですよ。文字通りの柱ですからね。

なんだかんだ言っても1日だろうと。それだけあればこのホテルにも慣れ、我が城です!ってなるだろうなと嵩くくってたんですね。

 

なんてことを考えながらも、その時点で伯母のテンションがお通夜状態なのも事実なので、テンションをあげるためにはとりあえずここ行っておけば間違いないっしょっつって、ルーブル美術館へ駆け込みました。

助けてルーブル!っつって。

そこで遭遇したこのこちらのお方。

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 マルフォイじゃん。

ハリー・ポッターのマルフォイがいたわ。

これどう見てもそうですよね?

でも助けてくれそうにはないキャラですよね。

 

ルーブルには有名な絵画や彫刻がしこたまありますが、その中で一枚、末裔を異常に悲しくさせる絵がありまして。あんまりにも悲し過ぎて写真撮るどころじゃないほどだったんですよ。しかも悲しみの余韻が半端なくてしばらくの間ほんと涙こらえていたほど悲しいったらありゃなかった末裔を救ってくれたのが冒頭にもいるこいつだったんですよ。

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 なんせ楽しそう。

反動なんでしょうね。

悲しいから爆笑にメーター一気に振りきっちゃいまして、ええ。

だって広いルーブルを見渡してもこいつほど楽しそうな奴はそうそういないからね。

ほんとこいつに末裔助けられました。

 

ちなみに。

伯母はルーブルの外観の美しさ、そして美術品の迫力にテンションが上がっただけでなく、案の定翌日にはホテルにもけろりとしたもんでした。

ほんと、育ちって大事ですね!

 

さて皆さま。

ルーブルへ行かれたら是非マルフォイを探してみてはいかがでしょうか。

ぶらぶらと美術品を愛でるのもよいですが、ちょっとしたアトラクション気分に。

是非!

 

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オーストリア&フランス旅行③~そうだったんだ!シンボル的存在シュテファン大聖堂 ウィーン編~

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さてシェーンブルン宮殿観光と昼食をすませた後は、市内にどーんと鎮座しておりますシュテファン大聖堂をちょろついてまいりました。

こちらも世界遺産ですね。

 

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そしてこいつは犬ですね。 

で、あのハプスブルグ家のお墓があったりモーツァルトの結婚式が行われたりした聖堂なんだそうなんですけれども。

末裔訪問2回目にも関わらず、そんなこと知りませんで。したっけ、へぇ~っつって。相変わらず屋根のデザインかわいいよねーっつって。

たださすがはウィーンのシンボル的存在といいますか。なにも知らなくたって、その存在感に触れるだけでも満足感があります。

そしてこの聖堂、尖塔部分に登ることが可能です。入口は正面から見て右手側へ30メートルほど回り込んだところにあります。高さは67メートル。階段は343段となっております。

で、末裔めっさ登りたかった。けど伯母サイドから拒否されまして。膝が、つって。ただ、行ってきていいよ、と言ってはくれたんですけれども、今回の旅行自体がそもそも伯母のためなもんで、末裔断念した次第です。

ツアコンたる自覚を失って我に走ってはならんなっつって。

まあしゃーない。行きのCDG空港で無事乗り継げただけでよいではないか。と、自分にめっさ言い聞かせましたよね。

 

ちなみにウィーンで有名なお土産っていったらマンナーだと思うんですけれども、今回末裔、こんなものを購入してみました。

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デメルで18€ほどで購入した、すみれの砂糖漬けですね。

 なんかよくわかんないけど紅茶にでも入れてたらしゃれたかほりでもすんじゃねーのこれ?とか思って買ってみたんですけれども、1回。紅茶に入れてみたの1回。もちろん悪くはないんでしょうけれども、そのままぼりぼり食べたほうがおいしかったです。

 

さて皆さま。

そんなこんなでウィーンの滞在は実質2泊1日で終了です。起きていた時間よりも寝ていた時間の方が長かったんじゃねーの?っつーウィーン編はこれにて終了し、パリ編へまいりたいと思います。 

 

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