奈良①~鹿せんべいを配らねば!!~
ペロッ。
さて、少し前の話しではありますが。
奈良へ行ってまいりました。
末裔、そもそも奈良が好きということもあるのですが、今回の奈良行きを決めたきっかけ、それは。
奈良の鹿が痩せている。
というニュースがきっかけでした。
な ん で す と っ !!!
つって。
末裔、そもそも動物の中でも鹿のデザインが好きなんですよ。
ニュース見た時多分ちょっと目見開いたんじゃないかっつーくらいの衝撃を受けまして。なもんで、
いけない!こりゃ鹿せんべいを配らねば!
という使命感にかられるがまま、奈良へと行ってまいりました。
そうして奈良駅に到着したのは正午頃。
とりあえずホテルに荷物を預けて、一番に行ってまいりました。
東大寺へ。
いるいる。
早速触り放題ですよ。
可愛い~!っつって。
でもちょっと待って。
冒頭で鹿せんべいを配るという使命感うんぬんかんぬん言いましたけど、ちょっと待ってもらいまして。
とりあえず大仏さまにご挨拶だけさせてもらわないことには気持ちが落ち着きませんからね。
お邪魔します!
とご挨拶させていただきましたらば、さっさと気持ちを切り替えまして。
さあ!鹿せんべいを持ってきてちょうだい!!
みたいな気分でノリノリで鹿せんべいを購入し、
わたし、鹿せんべい配るわ!!っつって。
みんなー!集まれー!!
みたいなウッキウキなテンションで振り返ったら。
即右下の図よ。
っつーか牡鹿。
女鹿ちゃんや小鹿ちゃんは可愛いんですよ。
ほっそりとした脚に整った毛並み、可愛いお耳につぶらな瞳。背中にふと温かみを感じるぞ?と思って振り返れば、それはそっと寄り添う女鹿ちゃんの温もりで、まあ愛おしいんですよ。
ところが牡鹿ですよ。
いやね、東大寺に到着してそこらじゅうにいる鹿を眺めていた時点で、気にはなっていたんですよ。
背中の毛並みも乱れ気味でひときわ体のでかい、妙に荒くれてるっぽい奴が、ところどころに点々といやがるなぁって。
その牡鹿がですよ。女鹿ちゃんや小鹿ちゃんを蹴散らして、鹿せんべいに食らいついてきやがるうえに、他の鹿ちゃんたちにあげようとしようものならもう頭突き&頭突きでまあ逃げられないんですよ。これから。
結果。
がっかりですよ。
女鹿ちゃんや小鹿ちゃん達にも行き渡るように努力はしましたが、それでも末裔がおかわりもして購入した鹿せんべいの半分は特定の牡鹿に食われたんじゃないかと思うと、がっかりですよ。
でもいいの。
牡鹿どもに角がない季節で本当によかったから。
てな感じではありましたが皆さま。
寒い時期はごはんになる草が少ないということで、鹿も必死ですからね。しょうがない。
それでもそこら中の鹿ちゃんたちは本当に人に慣れていて、お触りオッケー鹿パラダイス。ほのかに温かい毛並みやおでこを撫でられて嬉しかったです。
なもんで、コロナが落ち着いたら皆さまも鹿せんべいを。
是非!
↓ もしよかったらひと押しお願いいたします。