野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

和歌山②~ひとり割烹、壁際カウンターの安心感~

100円のラインナップがちょうどいい。

 

さてお夕飯ですが、和歌山駅前のろっこんさんへお邪魔いたしました。

おひとりさまなのでカウンター、しかも壁際という落ち着くポジへ着席しまして、お品書きを熟読です。

なんせひとりなもんで、話し相手もいませんしね。

そうこうしていると、お通し?がやってまいりました。

蛸の天ぷらとか鯖押寿司とかありましたが、手前のなすのお漬物がみずみずしくてとてもおいしかったです。

そして末裔のオーダーですが、まずはしらすサラダから。

 

 

しらすがおいしいのはもちろんなんですが、ドレッシングとは別にサラダに散りばめられているこの透明なゼリー!果物の甘いお味がするんです。末裔はりんごかな?と思いましたが自信はありません。とにかくしょっぱいと甘いが調和していておしゃれおいしいサラダでした。

 

続きまして、お造りです。

だって折角海がすぐそのにある街にやってきたんですからね。

生の魚が食べたいじゃないですか。

鰹、鯛、烏賊、蛸、太刀魚等々のラインナップ。

もちろんすべておいしいのですが、その中でもとくに鱧が気に入りました。

湯引きされてふわふわの鱧の食感と添えられた梅って。お茶碗一杯分くらい食べたいほどおいしかったです。

 

そして最後は鱧の天ぷら!

ふわふわのさくさくではふはふですよ。

お造りとはまた違った表情を楽しめました。

 

お酒も飲まず、ひとりということでお気遣いいただきサラダの量を半分に調整していただいて、しめて5000円。大満足です。

 

さて皆さま。

ご飯がおいしいと、もうそれだけで旅の満足度の加点半端ないですよね。

大満足な夕飯でした。

なお、お店は予約のお客さんで満杯でしたので、行かれる際は要予約かと思いますが是非。

 

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和歌山①~ANAのマイルが切れそうだから~

元はとった。

 

皆さまはこの約2年、いかがお過ごしでしたでしょうか?

多かれ少なかれあらゆる思考、行動の根底にコロナの存在があり、影響を受けていることかと存じます。

そして今回の騒動を通して、あらゆる個人の感性の差、違いに驚くこともあったのではないでしょうか。

日常生活に必須ではないおでかけとかがそう。

例えば、旅行。

私は私、俺は俺!同調?圧力?ちょっとわからないですね。

と時期に関係なく人生を楽しんで過ごした方。

自分はもちろん、誰かのためになるならば。

と、可能な限り行動を制限しておうち時間で過ごした方。

さまざまだと思います。

 

ちなみに末裔はと言いますと、基本的に目立ちたくない、人目につきたくない、コソコソと生きていきたい。マスクは息苦しいからしたくないけど、人混みに紛れるためならはい喜んで!そんなタイプです。

なもんで、旅行もそう。

日常生活に必須ではないお出かけ等は自粛!という風潮に逆らってまで遠出するバイタリティーを持っていないため、前回の奈良旅行以来、遠出をすることなくおとなしく生きていたんですけれども。

最近は会社でも旅行みやげのお菓子の配布が増えはじめまして。

あらありがとう、どこ行ったの?熱海?温泉でゆっくり?いいじゃなーい!

あらあらあなたも?ありがとう。え沖縄?いいね~。

みたいな。

ぶっちゃけ近頃もういいよね?って、いちいち言わないけれども、もうぼちぼちいいよねって雰囲気になってきてますよね?末裔はそう感じました。

それにANAのマイルの有効期限が切れそうだし!

というわけで、和歌山へ行ってまいりました。

 

和歌山駅到着早々、まずは黒江へ向かいました。

きっつい炎天下。

黒江での目的は漆器

ただ思ったよりもお店の数は少な目で少々消化不良な気分ではありますが、それでもお皿を一枚購入。

この薄さにグッときて購入。

お値段4000円。

折角あの炎天下の中を日差しに黒焦げにされながら行ったんだから、一枚でも購入できて良かったです。

しかし当然ですがまだまだコロナの影響があちこちにあります。つどつど予定変更を迫られながら和歌山駅へと戻り、遅いランチ代わりに、こちらの紬生さんでモンブランをいただきました。

 

お品がこちら。

中には抹茶のジェラートが入っております。

なお抹茶ジェラートはさっぱりめのお味で、モンブランは栗の味がしっかりするのはもちろんなんですけれども、すっごく細い針のようなものがまじっており、それがパリパリして食感まで美味しかったです。

なおドリンクはこう。

この日に黒江で購入したお皿ですが、後日、和歌山みやげのキノネンリンさんのバームクーヘン(有田みかん&ショコラ山椒)をのせていただきました。

 

てなわけで皆さま。

黒江のどちらのお店で、とは申せませんが、この炎天下の中で日傘も帽子も持っていない末裔を心配して、一杯の麦茶をごちそうしてくださった方、その節は本当にありがとうございました。その後あまりの日差しに耐えきれずにドラッグストアで日傘を購入した時もそう。わざわざバックヤードから日傘を持ってきて、銀色はちょっと本気が過ぎて抵抗感あるよねぇ、こっちの方が無難ですかねぇ、などなど可愛い店員さんが一緒に悩んでくれたりと、親身に親切にしていただきました。

ほんとうにありがとうございました。

黒江、良い町ですので、是非。

 

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奈良③~誰が作ったこの建築美(注:今年の旅行のお話ではありません)~

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散っても鮮やか。

 

さて奈良へやって来て2日目。

長谷寺へやって参りました。

 

最寄り駅からは歩いて10分ほどかかるでしょうか。

朝一番でしたので、人の気配はありませんでした。

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それほど大きな門前通りではありませんが、お土産屋さんや旅館が軒を連ねています。

人が動き出せば楽しくなりそうです。

 

さて到着した長谷寺さんでは、朝のニュース番組かなんかの取材対応中とおぼしきお坊さんを横目にお邪魔した風景がこちら。

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この建築美。

自然と背筋が伸びます。

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 勝手に気持ちがシャンッとします。

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 朝日がつくる陰影は、厳かでもあり、清々しくもあり、気分がいいです。

そしてこちらは長谷の舞台とのことで。

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 下から見上げるとこんな感じ。

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 そしてこちらが御朱印帳です。

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デザインのぼんぼりは、行事である万燈会を表現しているんですね。

晦日の夜に、写真にある階段状の廊下に灯がともされるんだそうです。 

 

 てなわけで皆さま。

まだまだコロナさんとの距離感が難しいこの頃ですよね。

テレビのニュースでは観光地や繁華街の人出についてアレコレ放送しています。

別によそ様の行動について意見するつもりもありません。ただ末裔はGWが明ければ出勤しなければならない身なもんで、万が一そこで家族ある同僚にうつしたりもしたくないもんですから、なるべく百合ちゃんの意向に沿い、家でテレビ画面に流れる混雑の映像や数字をぼけっと眺めているだけなんですけれども。

長谷寺の観音万燈会?

正直、めっさ行きたい(心底。

 コロナさんが落ち着いたら是非。

 

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奈良②~デリケートなんだから~

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どうにかお帰り願いたい店員さんの低姿勢が泣ける。

 

さて、牡鹿に頭突きをくらったその後は。

もう午後もいい時間で腹ペコだったので、東大寺の門前にあります夢風ひろば内の黒川本家さんへ行ってまいりました。

奈良といえば葛ですからね。

出発前の羽田空港で朝ごはんにサンドイッチを食べたっきりだったもんでお腹ぺこぺこだったんですけれども。そんな空きっ腹状態の割に、注文したのがこちら。

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くず餅。

結果、腹の足しにならず。

美味しく完食した直後にお腹が減っているっつーね。

メニューを眺めれば眺めるほど、一体何を食べたらいいのかわからなくなってしまう現象ってありません?アレなんなんですかね。

まあ奈良まで来てその謎現象が起きた結果、とりあえず葛食べておけばいいや、みたいな気分になりまして。

でもほのかに温かくてもちもちの葛餅、すごくおいしかったです!

この後寄った、同じ夢風ひろば内のお土産屋さん見たこのおにぎりがすごく美味しそうに見えたけど。

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素朴。

 

てなわけで皆さま。

鹿好きなもんですから、夢風ひろばのお土産屋さんで見かけたこちらの鹿ビスケットを思わず購入したんですけれども。

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まあもうなんとなくお察しいただけるんじゃないかと思うんですけどね。

そうそう。

帰り際、伊丹空港で見た時にはこうなってましたよね。

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無残。

人様へのお土産として購入したんですけれども、こうとなっては持ち帰る意味9割減ですよ。なもんで腹いせ紛れに帰りの飛行機乗る前にすべて食い尽くしときました。

ちぇっ。

 

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奈良①~鹿せんべいを配らねば!!~

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ペロッ。

 

さて、少し前の話しではありますが。

奈良へ行ってまいりました。

 

末裔、そもそも奈良が好きということもあるのですが、今回の奈良行きを決めたきっかけ、それは。

奈良の鹿が痩せている。

というニュースがきっかけでした。

 

な ん で す と っ !!! 

つって。

 

末裔、そもそも動物の中でも鹿のデザインが好きなんですよ。

ニュース見た時多分ちょっと目見開いたんじゃないかっつーくらいの衝撃を受けまして。なもんで、

いけない!こりゃ鹿せんべいを配らねば!

という使命感にかられるがまま、奈良へと行ってまいりました。

 

そうして奈良駅に到着したのは正午頃。

とりあえずホテルに荷物を預けて、一番に行ってまいりました。

東大寺へ。

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いるいる。

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早速触り放題ですよ。

可愛い~!っつって。

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でもちょっと待って。

冒頭で鹿せんべいを配るという使命感うんぬんかんぬん言いましたけど、ちょっと待ってもらいまして。

とりあえず大仏さまにご挨拶だけさせてもらわないことには気持ちが落ち着きませんからね。

お邪魔します!

とご挨拶させていただきましたらば、さっさと気持ちを切り替えまして。

さあ!鹿せんべいを持ってきてちょうだい!!

みたいな気分でノリノリで鹿せんべいを購入し、

わたし、鹿せんべい配るわ!!っつって。

みんなー!集まれー!!

みたいなウッキウキなテンションで振り返ったら。

即右下の図よ。

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っつーか牡鹿。

女鹿ちゃんや小鹿ちゃんは可愛いんですよ。

ほっそりとした脚に整った毛並み、可愛いお耳につぶらな瞳。背中にふと温かみを感じるぞ?と思って振り返れば、それはそっと寄り添う女鹿ちゃんの温もりで、まあ愛おしいんですよ。

ところが牡鹿ですよ。

いやね、東大寺に到着してそこらじゅうにいる鹿を眺めていた時点で、気にはなっていたんですよ。

背中の毛並みも乱れ気味でひときわ体のでかい、妙に荒くれてるっぽい奴が、ところどころに点々といやがるなぁって。

その牡鹿がですよ。女鹿ちゃんや小鹿ちゃんを蹴散らして、鹿せんべいに食らいついてきやがるうえに、他の鹿ちゃんたちにあげようとしようものならもう頭突き&頭突きでまあ逃げられないんですよ。これから。

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結果。

がっかりですよ。

女鹿ちゃんや小鹿ちゃん達にも行き渡るように努力はしましたが、それでも末裔がおかわりもして購入した鹿せんべいの半分は特定の牡鹿に食われたんじゃないかと思うと、がっかりですよ。

でもいいの。

牡鹿どもに角がない季節で本当によかったから。

 

てな感じではありましたが皆さま。

寒い時期はごはんになる草が少ないということで、鹿も必死ですからね。しょうがない。

それでもそこら中の鹿ちゃんたちは本当に人に慣れていて、お触りオッケー鹿パラダイス。ほのかに温かい毛並みやおでこを撫でられて嬉しかったです。

なもんで、コロナが落ち着いたら皆さまも鹿せんべいを。

是非!

 

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