野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

スペイン旅行①~はじまりは暗黙の了解~

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これがスペインなんですね!!

 

さて、今年のシルバーウィークにスペインはバルセロナへ行ってまいりました。

いやー、シルバーウィークって9月じゃないですか。で、みなさんはいはいって思うでしょうけれども、そのひと月前の8月に、バルセロナで起こったテロ事件があったじゃないですか。こういう場合、危機管理意識のお高い方なんかは旅行をキャンセルするのかもしれないんですけれども、同行する友人からはテロのテの字も連絡がありませんで。

テロが起きた?

でもどーせ行くっしょ?みたいな。

え?お前キャンセルしたいの?

だったらひとり分だけキャンセルしたらいいと思うよ!みたいな?

なもんで末裔、(きっとそう)ですよねーつって、こちらからも連絡をすることはなく。

予定通り行ったバルセロナの、まさにテロが起こったランブラス通りで撮ったのがトップの写真です。

まー陽気。

バルセロナに到着して空港を出た時点で、友人とふたりでなんとなしに、

「わぁー・・・」つって。

なにがわぁーなのかと申しますと、その気候なんですかね?

ぽかぽかと暖かくて、空はスコーンと抜けるように青くって、なんとはなしに一瞬で脳みそがゆるくなった感じとでも言いましょうか。 その結果、口から出た言葉が「わぁー・・・」だった、みたいな。

 

ということで、これといって特筆すべきことは起こらなかったスペインはバルセロナ旅行編、開店いたします。

 

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山口旅行⑫~山口旅行〆 気になることってほんと人ぞれぞれで、こればっかりはしょうがない(後編)~

さて、後編です。

 

山口旅行⑪防府天満宮の参拝をメインおよびクライマックスとして、山口旅行は終了です。

本当は萩へ行きたかった末裔としては名残惜しくはありますが、仕方ありません。

なんせ週5日のフルタイム労働のうえに成り立つ日常生活と、そのおこぼれのたまのご褒美旅行ですからね。

なもんでついつい欲張り過ぎて、慌ただしいスケジュールになってしまったりしつつも、その合間。移動の電車で車窓の風景をのんびりと眺めて、ふと仕事や家族、これまでのことやこれからのこと、好きなこと嫌いなことを想っているような気分になったかと思ったら、やっぱりぼーっと風景を眺めていただけだったり。

好きな旅行で気分転換になるかと思いきや、一人旅であれこれ想って漠然と不安になってみたりする瞬間も確かにあったりするんですけれども、そんなことは普段も同じことなわけで。でも最終的には、はじめての山口で素敵なものをたくさん見れて楽しかったから、まあいっか。

ってとこに着地して。

次こそ萩へ行きたいと思います。

 

さて皆さま。

お前、最後にそんなこと?

って思われることは承知なんですけれども。山口で見た色々な物事の中でどうしても一番多めに、そして無性に気になったことがありまして。見てください。

それがこちら。

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 防府の花の妖精というマスコットキャラクター「ぶっちー」。

の、でこの一文字あるじゃないですか?

防、って。

このたった一文字が気になってしゃーないんですよ。

何故入れたのか。

いやヘアスタイルのバカリズムのネタ感はさすがに難易度高いとしても、梅と鳥居の組み合わせの時点で、末裔的には道真さま絡みだなくらいまでは絞り込めるデザインなんですよ。けれども確かに「防府」まではすぐには出てこない。

そんな防府力不足でも感じちゃったのかな?って

ぱっと見だけではわかってもらえないんじゃないか。そんな不安感から弱気になった末のやっつけなのか。はたまた、わかりにくいならでこに文字を入れたらいいんじゃね!?っつー荒業なのか。

末裔、どうにも気になってしまいまして。

ただそのどちらにせよ、「でこに文字を入れたらいいじゃない」というその単純明快な思考回路も、その決断を受け入れた責任者たちの大らかさも。

好きだな。

って思いました。

そんな山口旅行でした。

 ご清聴、ありがとうございました。

 

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山口旅行⑪~山口旅行〆 クライマックスは天満宮(前編)~

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天満宮猫さま。

 

山口旅行①にて、

もう何年も前から萩へ行きたいと焦がれていたこともあり、今回の山口行きとなった次第です。

と書いたんですけれども、その肝心の萩に行ったか?っつーと、行っておりませんで。

自分でも、あれ?と。おかしいな?と思ったんですけれども、山口県だって小さくないじゃないですか。そのため色々と考えた末、今回は萩を断念するにいたりました。

でもいいんです。

なぜならば萩と同じくらいに、道真さまの防府天満宮へ参拝したかったからです。

 

末裔、ここ数年若手俳優の判別が非常につきにくいんですよ。濃いめの個性がある子はちゃんとわかるんですけれども、俗に言うイケメン枠がなんせわからないんですよ。

たとえば福士さんと山崎さん?わかりにくいんですよ。

大項目は同じじゃないですか。で、その大項目のなかの小項目としてふたりがいると思うんですけれども、正直そこまで興味がない人間からすると、どっちかひとりでいいと申しますか、小項目まで求めてないんですよ。

ザイルさん系なんてもっとわかりませんし、そもそもわかろうとも思っておりませんしね。

メディアでザイルさんの集団を見かけた時よりも、駅前の八百屋に並んだブロッコリーの方がよっぽど興味と注意を込めてガン見しますからね。

もうね、心のバイタル停止状態なんですよ。それもある意味では安定なんですけど。

揺れたいのよ。けどまー揺れない。

 

そんな末裔なんですけれども、去年行った京都で北野天満宮へ参拝した際に、非常に心がときめきまして。それはもう何年も感じたことのない胸の動悸が!別に急な坂道をのぼったわけでもないのに。

要するに、ひさしぶりに人間相手に胸がときめいたと思ったら1000年前のお方で、

なんっだよ!!

生きてねーし!!

とは思ったんだけれども、その時の気持ちを忘れらずに、やって来たのが防府天満宮でした。

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 道真さまといったら梅の花という印象、ありますよね。

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時期としてはちょっと遅かったため、梅の花は少しばかりしか咲いていませんでしたが、それでも梅咲く道真さまの天満宮を参拝できてうれしかったです。

ちなみにこちらが防府天満宮さんの御朱印帳および御朱印です。

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とここまで書いたら思いのほか長文になったため、後半へ続けます。

 

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山口旅行⑩~その小走りは誰のためか~

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タッチが下手うま。

 

はい。

というわけで山口旅行も最終日となりました3日目です。

朝一番、防府にあります阿弥陀寺さんへ行ってまいりました。

こう、なんといいますか。

山中に佇む、人気のない社寺仏閣をのんびりと参拝させていただくのって、いいですよね。

と思いながら、おばちゃん3人組ががっさがっさと落ち葉を掃き掃き掃除してくださっている、朝っぱらの阿弥陀寺さんを参拝させていただきました。

まあー静か。

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ちょっとしたアトラクションもあったりする、静謐漂う本堂で手を合わせました。

そして帰路ですよ。なんだか周囲の風景に変化がありまして。

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ぱっと見霧か?

と思ったんですけれども、いやこれ違うな・と。

霧にこんなにおいねーな・と。

じゃあなにか?

末裔、割とすぐにぴんときまして。それってーのが、例のおばちゃん3人組でして。さては落ち葉掃除にラストスパートかけて燃やしてんじゃね?と思ったんですけれども、案の定でした。

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故に、まあまあ早い時間から阿弥陀寺さんもっくもくでした。

お疲れ様でした!

 

ちなみに。

頭上の早咲きの桜につい目線がいきがちですが、

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足元に!!

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 こんな可憐な野花が!

思わずときめきまして。

なのに砂利道のど真ん中かよ。

咲くよね~。

こんなに愛らしいのに、どうしてこんなにすぐ踏まれてしまいかねないポジションとっちゃうかなと、末裔とても心配になりました。

 

さて皆さま。

こちらの阿弥陀寺さんは、奈良の東大寺再建におからみになって良いお仕事なさった俊乗房重源上人さんが、後白河法皇の現世安穏祈願のために建立された、由緒ある名刹とのことなんですけれども。

御朱印をいただくべく、こちらの魚板の魚じゃないバージョンを3回叩いておとなしく待っておりましたところ。

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大人かわいい女性が走ってやってきまして。そして末裔の御朱印帳を受け取るやいなや走り去り、再び走って戻ってきてくれたんですけれども。

なにこれ申し訳なくて。

多分なんですけれども、別に佐川ナイズされたポリシーとかではないと思うんですよ。

末裔が伺ったのがだいたい9時前後という、遅くも早くもない時間帯だったと思うんですけれども、なんでしょうね。この時間帯から忙しい生活って。

パンでも焼いてたんかな。

てなわけで、阿弥陀寺さんへ行かれた際に御朱印を求めると、女性が走ってやってくるかもしれませんが、その時は御朱印帳の受け渡し等々をてきぱきと手際よく行ってみてはいかがでしょうか。

走っているのはおそらく彼女の都合だから、応援と感謝の気持ちを込めて。

是非。

 

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山口旅行⑨独占!夜の瑠璃光寺(後編)~

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 どうも。末裔の影です!!

 

てなわけで、瑠璃光寺をおかわりしてまいりました。

それってーのが本日二度目。夜の瑠璃光寺へやってまいった次第なんですけれども。

まー誰もおりませんで。

夜はライトアップされていて綺麗だという情報を事前にネットで調べて知っていましたし?ホテルのフロントの方も、夜の瑠璃光寺をおすすめしてくれましたし?

ホテルがレンタルしている自転車を借りて、

あれ?自転車ってこんなにけつに厳しい乗り物だったっけ!?

なんて思いながら、まるで家路を急ぐ地元民のような迷いのない漕ぎっぷり(なんせ本日二度目ですからね)で、けつの痛みとたたかいながら到着した夜の瑠璃光寺さん。

このようになっておりました。

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 いいじゃない。

やり過ぎないライトアップと、水面にうつる塔のお姿。

よいです。

よいのに。

それなのに。

 

人がいねえー。

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昼間にいらっしゃった方々はどこへ消えてしまったのかしらと。

でもまあそのおかげで末裔、夜の瑠璃光寺をひとり占めですよ。

思わぬところで思わぬ贅沢をさせていただきました。

だって貸切り30分5000円て言われたら払うかもしれないレベルの贅沢ですからね。

会社のマックの株を持ってる人がたまにくれる有効期限ぎりぎりのマックのクーポンチケットで交換する、メニューもサイズも選択自由なバリューセットよりも贅沢ですよこれは。

 

ちなみに瑠璃光寺前にあるお土産屋さんの駐車場がこちらで、ぽちこーんと落ちているのが末裔が乗って来た自転車です。

このさみしさ。

ただの地方の夜ですわ。

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けれども。

国宝の五重塔のある瑠璃光寺をひとり占めできるなんて贅沢、とってもうれしい経験になりました。

なので山口市へ行かれた際には是非、散歩がてら夜の瑠璃光寺さんへ行かれることをおすすめします。

ほんと、けつの痛みに耐えてでも来た甲斐があったってもんですけど、それがなかったらもっと良かったから。

本当。

 

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