野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

イタリア旅行 ローマ編⑥~イタリア男にはまじで気をつけやがれ!~

 さてさて。

長々とお送りしてきたイタリア旅行でしたが、やっとこさ今回でおしまいです。

ってなわけで、最後はどうでもいいこととどうでもよくないことを、駆け足で書いていこうかと思います。

 

まずはどうでもいいことから。

今回もわたくし末裔、何度か人さまのカメラのシャッター切りました。

すでに書いたヴェッキオ橋のカップルだけではありません。一番印象的だったのがトレヴィです。

トレヴィの泉では、玉虫色のティアドロップのサングラスをかけた、かっちかちで短髪のイケメン2人組にも頼まれた。でもこの2人、良い笑顔なんだけど、すっごい良い笑顔なんだけれども。密着し過ぎて、背後の泉がまったく見えない。もうね、トレヴィ感がゼロなわけ。それではトレヴィをバックに撮影する意味がないじゃないですか。

でもあたし、人の期待には応えたいタイプ。なもんで、なんとか2人の隙間にトレヴィの支配者のあいつをね、

ここだ!!

っつって。やっとこさねじ込んでシャッター切ってやりましたよ。

やっつけ仕事はしないよあたしは。

あの2人は、ちょっと多めに感謝してほしい。

以上がどうでもいいことで、次がどうでも良くはないこと。

それは最終日、テルミニ駅でのことでした。

我々がレオナルド・エクスプレスにて空港へと向かうべく、チケット購入の列に並んでいた時のこと。

日本語の会話が聞こえてきたんですけどね、それがコレ。

――――

「えぇ~?帰るの~?」

「う~ん?明後日かなぁ~?」

「ね~」

――――

っつー日本語がね、駅のあの雑踏の中ですよ。

めっさクリアに聞こえてきたもんだから、ついつい我々振り返りました。したらばそこには若い日本人女性2人と、やさい感じの外国人男性1人がすたこら歩いて行く姿が。

ここはイタリアはローマですし?あの外国人男性、高確率でイタリア男じゃん?

んで、我々思いました。

アレじゃね?

って。

フィレンツェでよしえさんや13年目の警備員が言っていた、「イタリア男には気をつけろ!」って、アレのことなんじゃね?

って。

この後あの女性お2人さん、人目のないとこ誘導されて、バッグひったくられて泣きみるんじゃね?って。

いや確証はありませんけれどもね。

その男性、中肉中背で髪が長く、ぱっと見た印象は優しそう。そんな悪そうな人には見えない。

って、思ったところであたし思った。

そもそも見るからに強面じゃ、女性は誰もひっかかんない。外見が優男でないと、あの犯罪は成り立たないな。

って。

まあもしかしたらお友達かもしれませんからね。そうであること祈るわマジで。

ってなわけで、結局我々は目撃した(かもしれない)だけで、危険なイタリア男には一切遭遇いたしませんでした!

あんなに気をつけろと忠告されたにも関わらず、イタリア男サイドが我々を華麗にスルーするっていうね。犯罪どころかナンパさえ一度たりとも・・・。

・・・。

まあいい。

たしかにイタリア人男性はいい加減なところもあり、日本語が通じないのをいいことに、「働けや」って何度か末裔言ったくらいです。それでも優しく道を教えてくれたり、ひったくりやスリ防止の方法を教えてくれたり、工事中のマンションの上から口笛が聞こえて見上げたら手を振っていたりと、人懐っこい人ばっかり。

そしてそんなイタリア男を横目に、時に失笑しながら一所懸命キビキビと働くイタリア人女性の大らかで素敵なことといったらもう。女性がしっかり者だから、男があんなに明るく適当やってられるんだろうなと、末裔は思いました。

でも末裔の記事内容を鵜呑みにはしないでほしい。なんせイタリア人がイタリア男に気をつけろっておっしゃっているんで、これから行かれる方は、やっぱり注意はしてくださいね。

その上で、食べ物、景色、買い物、世界遺産、そして愉快なイタリアの人々との交流を思いっきり、楽しんでみてはいかがでしょうか!

 

それでは長々とお送りしてきたイタリア旅行編でしたが最後に一言だけ。

 

たくさん優しくしてくれたイタリア、国土ごと抱きしめたいくらい感謝してます!

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ってなわけで、これにて閉店いたしまーす。

あざーしたイターリア!

 

もしよかったらひと押しお願いいたします。

 

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