野良の末裔

あたし旅に行ってきたから、ちょっと話を聞いてって!

香港旅行⑧~あなたに会えて良かった 二人目~

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深水埗猫。

 

深水埗での買い物の後は昼食です。

ミシュランで有名な点心のお店、添好運點心專門店 深水埗店へと行ってまいりました。

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なんせ超有名店なもんで行列必死覚悟で行ってみたものの、まさかのウェイティングなしだったんですね。

で、丁度同時のタイミングでソロのおばちゃんが来店し、すでに二人組着席済の4人掛けの席に一緒に案内されて着席した末裔だったんですけれども。

まーこのおばちゃんがめっさアドバイスくれるんですね。

こちらのお店は注文がチェックシート方式だったんですけれども、末裔がチェックした品を見て、

それは同じような味だから違うの注文した方がいいよ、とか。

これおいしいよ、とか。

したらいつの間にか、先に着席していた若い女の子二人組まで、

ここはこれが有名だから食べなよ!とか教えてくれるわけですよ。

それに対して末裔が、

食べたい。けどワタシひとり。それ多い。無理・・・。

みたいなこと返事をしたところ。

じゃあ払ってあげるから食べてごらんよとおばちゃんがおっしゃりまして。

まじかよっつって。

結果知らないおばちゃん達と急遽点心をシェアすることになりまして。

そうして食べた点心がこちらです。

鮮蝦焼賣皇(エビシューマイ)。

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器に一個放り込まれているのが、おばちゃんが頼んでくれた家郷咸水角って点心なんですけれども、これ皮がもっちもちでほのかに甘くてめっさおいしかったです。

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ちなみに女の子がすすめてくれた点心がこちらの酥皮焗叉焼包(メロンチャーシューパン)なんですけれども。

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1オーダーで3つきちゃうんですね。なのでシェアの申し出は、ソロ旅の末裔には本当にありがたかったです。

食事の途中でおばちゃんに、「近所の人なん?」と聞いたところ。

近所ではないが香港に住んでいて、添好運點心專門店 深水埗店にはちょくちょく

来る常連さんとのことで。おばちゃんが言うには並ばないで入れるなんてことはそうそうないラッキーなことだとのことでした。

 

点心を食べに行くにあたって末裔、洗杯というマナーがよくわからず不安要素となっていたんですけれども、おばちゃんという点心先輩と一緒に着席できたことによって目の前で自然の流れでお手本を見ることが出来て、もう洗杯も怖くありません。これも末裔的にはとてもラッキーなことでした。

 

 てなわけで皆さま。

食事中、どこ行ったのー?とか。いつ来たのー?とか。それは色々お話していた中ですよ。

いつ帰るのー?とか聞かれて答えましたところ。

テーブルにふわっと戸惑ったような空気が漂いまして。そして彼女たちは言いました。

台風、来てね?

って。

末裔、うん・・・。

っつって。

ちゃんと帰れるといいね・・・。みたいなことを言われたんだと思います。

ほんとね、点心の世話から帰路の心配までしてもらっちゃいまして、その節は本当にどうもありがとうございました。

あの時は言えなかったけど、おばちゃん。

あなたに会えてよかったです!

 

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