香港旅行⑩~あなたに会えて良かった?かもしれない3人目~
もらいました。
ふいー!食った食ったー。
つってリッツホテルから出て、地下鉄へと向かう下りのエスカレーターに乗っていたところ、もうひと列あった隣の下りエスカレーターに、胸にGoogleってプリントの入ったTシャツを着て真っ赤な薔薇の花束を抱えたちっさいおっさんがいたんですね。
なもんで、
胸にGoogleってプリントの入ったTシャツを着て真っ赤な薔薇の花束を抱えたちっさいおっさんがいるなぁ~。
なんて考えながら、ぼーっとそのおっさんを眺めておりましたところ。
目が合っちゃいまして。
で、個人的な印象として、大陸の方って、島国のニッポン育ちと比べると比較的フランクで人懐っこくて社交的なイメージがあるんですけれども。
そのおっさんも例外ではありませんで。
ハロー!
なんつって、気さくにお声掛けいただきまして。
どこから来たの?
東京。香港住んでんの?
深圳。近いからすぐなんだよ。知ってる?
は、はい(近年成長著しいイケイケの都市ですよね!知ってます!)。
何してたの?僕はこれからスポーツジム。
ふんふん(いってらっしゃい!)。
薔薇あげるよ。
でも自分旅行者だし、花がかわいそう。だからいらない(なんだこの展開)。
なんで?
自分、明日帰る。花がかわいそう(明日には捨てられてしまうのが心苦しいです)。
いいじゃん!
あ、ありがとう。
バイバイ~!
バイバイ~。よい一日を~!
つって。
差し出された一輪の真っ赤な薔薇を受け取ったその瞬間に、フラッシュモブでも始まってしまうんじゃない?って。そしたら末裔も踊りだした方がいいかしら?なんて。
そんな気分にさせられた出来事でしたが、こんなこともあるんですね。
レアケース!!
てか皆さま。
これ最終的にはジャッキー・チェン似(スポクラ仲間っぽい)のメンズも現れたりもしましたからね。しかもおっさんに年齢を聞いたら末裔よりも年下でびっくりしましたからね。
そしてホテルまでの帰り道の恥ずかしいこと恥ずかしいこと。なんであの女は真っ赤な薔薇一輪片手に電車乗ってんの?って視線に晒されまくりましたからね。
なんかの仕打ちだだったんすかね、あれ。
でも薔薇は美しく、一晩お付き合いいただけて、とてもよい気分でした。感謝です。
信じられませんが、決して自演ではありません。
信じて。
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