東北旅行 青森編⑥〜臨機応変の贈り物 青森〆め〜
嫌いなやつにもしも何かをあげなきゃならないならコレ。
さて。
青森最後の朝ごはんは、陸奥湊駅にあります有名なみなと屋さんで平目漬け丼をいただきたいと思い、行ってまいりました。
行ってはみたんですけれども。6時の開店より少し前の5時50分頃には到着したんですね。で、こちらは到着したらとりあえず名前、人数、電話番号を順番待ちの用紙に記入して、順番がきたら連絡をいただけるというありがたいとシステムなんですけれども。その時すでに37組目だったんですね。
うわーっ…。
って思うじゃないですか。
でもですよ。こういうのって結構回転が良くて案外早くてそんなに待たなかったりするよねー、ということで。
とりあえず待つこと1時間。
店内約15席前後くらいというお話しだったんですけれども。開店直後に入店したお客さんがやっとこさ回転し、やっとこさウェイティング1組目案内しますっていう。
末裔思った。
嘘だろって。その回転率、嘘だろって。まあ耳を疑いましたよね。一瞬理解できない回転率。
そしてふっつーに断念しました。
この日は宮沢賢治さんのために岩手は新花巻に移動しなければならなかったですからね。迷うことなく賢治さんを選びまして。
ただ乗車予定の電車の時間までは1時間ほどあるうえに、朝の冷え込みもあったもんですから、どうにかならないものかとしばらく徘徊してみましたところ。
?
コーヒーの幟はあるけれども…。
と思いつつもすぐに判断がつかず、一度は通過したものの。寒さから逃れたい一心で戻ってみましたところ。
やはりOPENの文字が!
でも不安!
やっぱり不安なんだけど!?
でもある!?
あった!?なんかあった!けど!!
勇気をだして扉を開けて、弱々しく、
やってますか?
とお伺いしてみたところ…。
やってました…。
そして美味しかった…。
会社で指1本で入れる、別にそれほど飲みたいわけじゃないけどなんとなく口寂しくて飲むコーヒーとは、比べ物にならないほど美味しかったです。何事もニーズって大事ですね。
ちなみに滞在時間は約40分。その間末裔以外の来客はなく、聞いたところによると基本地元の方々相手で観光客は来ないとのこと。決まったお時間に市場のかっちゃ達にコーヒーをお届けするんですって。
末裔、そうなんですねー。つって。
内心、わかるわー。って。
ここまで来ておいて何ですが、あんなに寒くなかったら、店があるかよくわからないような不確かなガレージの奥まで深入りしてませんでしたからね。
でも思い掛けない冒険の末にひっそりと静かに、そして心穏やかにコーヒーを飲んだ時間は、なんだかとても価値があるような気がします。
そしてみなと屋さんで食べ損なった朝ごはんですが、こうなりました。
なるほど。今まで食べたことのあるウニにあるあの味がしない。美味しかったのはもちろんですが、これもまたよい朝ごはんになりました。
さて皆さま。
おそるべしGWです。みなと屋さんへ行かれるならほんと平日か、よほど時間に余裕をもつかのどちらかをおすすめいたします。でも本場は鯵ヶ沢らしいので、なんかもう次があるならそっち行きたい気持ちです。
だって結局着信は8時44分でしたからね。2時間半!!
もうとっくに盛岡方面の電車にライドオンですよ。
全部GWのせい。
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東北旅行 青森編⑤〜薄桃色になりたかった〜
窓にぺたりと花びら一枚。
どうも。どちらかといえば原色顔の末裔です。
さて美術館を満喫後。
青森駅からだいたい歩いて10分ほどのところにあります、善知鳥(うとう)神社さんへ行ってまいりました。
こちらの御祭神は宗像三女神さまとのことで。
事前に御祭神を把握していたわけではなかったのですが、縁起に青森発祥の地、とあるここ善知鳥神社で三女神さまにご挨拶できたのは嬉しかったです。
ちなみに。
御朱印のはじめて遭遇するスタイル。
色で呼ぶ。
ただしこの時は待ち人が末裔のみだったため、
お待ちの方ー。
と呼ばれました。
折角だから、薄桃色の方と呼ばれてみたかった。
そして参拝後は、正面鳥居左手そばにある洋菓子店、赤い林檎さんにも寄ってみました。
最初は何か美味しそうなお菓子があれば購入しようと寄っただけだったんですが、店舗の2階がパーラーになっており、乗車予定の電車が来るまで駅の近くでどうせ時間を潰すならば三女神さまのお側の方が気分がいいと判断し、お茶をしてまいりました。
いただいたのは、こちらのエクレア。
店内はのんびりと、でも老若男女、地元っぽい方々で賑わっていました。
木目調で落ち着いているけれど気取らず、居心地はとても良かったです。
こちら、ケーキやパフェもいただけるのですが、軽食もなかなか。
個人的に、トーストとキッシュのセットがとても気になりました。なかなかお目にかからない組み合わせなもんで。
さて皆さま。
青森駅にはおそらく多くのおしゃれなカフェがあるんだろうと思われます。
がしかし。
善知鳥神社さん参拝からの赤い林檎さんでひと息の流れも、とても素敵ですので。
是非!
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東北旅行 青森編④~シャガールも、志功もいいけどミナペルホネン!!~
この真顔は人間なめてる。
東北旅行2日目は、青森県立美術館へと行ってまいりました。
外観にはたくさんの可愛い木があります。夜はやっぱり青でライトアップですかね?
館内も外観同様、白を基調としたスタイリッシュなデザインとなっております。
そしておウエルカム作品がこちら。
シャガールが描いたバレエの背景画です。
初っ端から圧倒してくるよねー。
なんて思いながらひと通り観終わり、特に印象深かったのは、やはり棟方志功さんと、あとは田澤茂さんでしょうか。
あの目眩がするような鮮烈な作品、素敵でした。
しかもこちらのスタッフさんの制服、ミナペルホネンのワンピースでして。
生地がミナペルホネンであることを近くにいたカップルの会話から仕入れて、ほんとうだ!超かわいいんですけどー!つって、お写真撮らせていただきました。
ただご本人の了解を得ていないのでお写真は載せませんが。
かわいいです。贅沢です。そういうの、モチベーションには大事ですよね。
てなわけで皆さま。
そういうのが好きな一部の方にしかわからないお話なんですけれども、ほんと重ね重ねミナペルホネンの生地の制服がとても素敵ですので、その目で確かめに青森県立美術館へ。ついでもその他も。
是非。
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東北旅行 青森編③〜弘前桜まつりに想ふ〜
半額になったということは…。
さて、岩木山神社から市内へ戻ると、時刻はもう午後3時となっておりました。
そのためとりあえずホテルでチェックインを済ませ、パティスリー ル・ショコラさんや駅ビル、スーパーで買い物をして、早めの晩ご飯を済ませた時には午後6時。この時点でまあまあ疲れてはいたんですけれども。
拭えない不満感…。
なんせ青森まで来てまだ岩木山神社さんしか行ってませんからね。
そりゃ不満なわけだっつって。
ふと検索したところ。
弘前公園がライトアップしているじゃありませんか。
ホテルでひと息ついていたので少し億劫ではありましたが、それよりも、どこかへ行きたい衝動が今回は勝りましたので、ぼちぼち日暮れ頃を見計らって行ってまいりました。
夜の弘前公園へ。
こちらは、花筏というよりかはもはや絨毯のような川。
お花見オーケーらしく、シート持参でお花見していらっしゃるご家族を拝見してほのぼのしていたところ、突然こんな光景に出くわしまして。
なにやら人だかりが出来ておりまして。
これ見て末裔、
ご当地アイドルが小遣い稼ぎの撮影会でもやってんのか?
と思ったんですが、そうではありませんでした。
正解はこちら。
夜空に浮かぶハートマークでした。
というわけで皆さま。
末裔、桜が作るハートマークを見て、思った事が2つありました。
まずひとつ。これを見つけた人すごいって。
そして2つ目は、理由がなんであれ、あんなにたくさんの人を喜ばせられるって、素晴らしいってこと。
見つけた人、よい仕事しましたまじで。
でもたくさんの人を喜ばせるなんてちっぽけな自分には無理なんで、せめて身近な人たちには喜んでもらえるように努めようと思えた夜でした。
さすが弘前公園桜まつり!
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東北旅行 青森編②〜桜まつりのばかやろう〜
美しい。
というわけで、岩木山神社さんへ行ってまいりました。
アクセスは、弘前駅からバスで約40分。
と・事前に確認してたんですけれども。この日はなんと1時間半以上かかりました。
それはすべて桜まつりのせいです。
わき群がる大量の車による渋滞のせいで全然進みませんで。歩いて2〜30分の距離をバスで1時間かけるっていうね。
なにこれ牛車にでも乗っちゃった?
っつー気にもなってくるけれど、まあしょうがない。
なぜならば、今日のこの日にわたしは岩木山神社へどうしても行きたかったから。
いやあ、行って本当に良かったです。バスから見える、雪に覆われた岩木山もカッコいいお姿でしたが、岩木山神社のスケールのでかいことでかいこと。
それは神社の背後にどどんと構える岩木山の存在感も大きいんでしょうね。多くは語らない、けれど深い懐になんでも受け入れて優しく見守り支えてくれている、本家のお父さんみたいな。
この参道、息切れしちゃいます。
ちなみに神前からの風景はこちら。
こちらには岩木山神社手ぬぐいがありましたので、購入いたしました。
大事に使いますので、これから何卒よろしくお願いいたします。
最後に御朱印も一応、はい。
てなわけで皆さま。
しかしですよ。満開は過ぎて、いうたらこの時期もう下り咲の6分咲きくらいでしたからね。なのにこのざまか!と。
バス監禁の恨み!
牛車の進み!
っつって。
事前に激うまアップルパイを食べていなかったら、おそらくめっさ苛々したからね。
ボンジュールのアップルパイのためならまた来ることも考えますが、それ以外で弘前は今は考えられない気持ちですからね。
いえね、きっと素敵な顔も持ち合わせているんでしょうね。わかりますよ。でもいいの。今は知りたいと思わないの。
とか思ったこともありましたが、岩木山神社さんがあまりにも素敵だったもんで結局機嫌があっさり治りましたので前言撤回いたします。
どうもすいませんでした。
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