東北旅行 岩手編②〜新花巻駅弁事情の救世主~
星座で遊んで虹でおやすみ。
今回の東北三県旅行も最終日となりました。
旅先で言うのもなんですが、最終日は特にすることがありませんでした。
そのため午後14時の新幹線の時間まで、花巻の町をぶらぶらしたりしておりました。
途中、賢治さんの血縁者の方がオーナーをしてらっしゃるカフェ林風舎でお茶を飲み、のんびりと過ごさせていただきました。
ストロベリー味のロイヤルミルクティー、とっても美味しかったです。
そうして新幹線に乗車すべく、再び新花巻駅へと移動したんですけれども。
改めて思うのは、この駅のなんとも言えない使用感と申しますか。
まず、どローカルな釜石線からの乗り継ぎ改札なんてもんはありません。無人改札を出てちょっと歩いたところにあるのが新幹線の停まる新花巻駅なんですけれども。
お土産等を販売している売店が2つ、駅弁も販売している駅そばがひつとあるのみで、コンビニはありません。そして駅弁は、末裔が行った午後13時時点で完売しており、それに代わるものはといったら売店にある菓子パンくらいしか見当たりませんでした。
でも折角だから、新幹線に乗車してのんびりお昼ごはんを食べたいじゃないですか。
はい末裔、見つけました。こちらの張り紙を!
新花巻駅の向かいにあります山猫軒さんの1階奥の売店にあります簡易喫茶みたいな狭いお店の扉に貼られておりました。
これいいじゃない!つって。駅弁が売り切れならコンビニもない新花巻駅の救世主じゃない!つって。
かつ丼をごはん少な目で注文させていただいたんですけれども。
これ、ごはん少な目か?つって。メニュー写真よりもむしろボリューミーじゃね?つって、新幹線内で多少戸惑いはしたものの、とっても美味しくいただきました。まあ実際は受け取った時点でおっも…!思ってはおりましたが。ただしやっぱり食べきれなかったので、残ったごはんは家に持って帰って大根おろしとめんつゆと揚げ玉ぶっかけて、最後まで美味しくいただきました。
山猫軒さん、たっぷりのごはん、ありがとうございました!
てなわけで皆さま。
もしも新花巻駅で駅弁にお困りになりました際は、山猫軒さんでご注文を。
是非!
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東北旅行 岩手編①〜令和イヴは宮沢賢治と~
賢治の学校にて。
さて。陸奥湊駅でコーヒーとうにをいただいた後は、宮沢賢治を巡るために新花巻駅へ移動するべく、まず八戸駅へ戻り、そこから青い森鉄道に乗車して盛岡駅へと向かいました。ちなみに余談ですが、みなと屋さんからの着信は青い森鉄道乗車中でした。
盛岡駅では乗り継ぎ時間が約一時間ありましたので、駅ビルのフェザンでお昼ごはんを調達し、新花巻へ向かう快速はまゆりでのんびりといただきます。
総菜パンと。
旅先あるあるで金銭感覚がバブっているせいで思わずください!って言ってしまった南部美人の酒粕フロマージュ800円です。
杜仲豚に南部美人とどちらも秋田ものなんですけれども、東北ものということで、とてもおいしくいただきました。
そうして到着した新花巻駅は雨模様ではありましたが、今回の東北三県への旅行を思い立った切欠でありメインが宮沢賢治でしたので。
雨がなんぼのもんじゃい!つって。
まずは駅から徒歩約15分。
宮沢賢治童話村へと行き、そこからGW中に運行していました無料のシャトルバスに乗車してすぐの、宮沢賢治記念館へと行ってまいりました。
この時期は寓話猫の事務所の特別展がやっておりました。
このお話、宮沢賢治の寓話の中でも三本の指に入るくらい好きな作品なので、ちょっとした幸運でした。
そこからまた宮沢賢治童話村へと戻り、宮沢賢治の世界観を楽しませてもらいました。
そこら中に世界観が散りばめられていて嬉しいです。
銀河鉄道の夜に。
注文の多いレストラン。
全体的な感想としましては、宮沢賢治記念館はそのさまざまな思想と生涯の情報が文字と写真でてんこ盛りの、興味と同時に集中力も必要な大人向けな展示。
それに対して童話村は、宮沢賢治の世界観体験型の、小さなお子様が楽しめる施設となっておりました。
というわけなんですけれども皆さま。
ちなみに記念館と童話村は367段の階段で繋がっております。ただし記念館がちょっとした山の上に位置しており、急勾配となっておりますので、下りとなる記念館から童話村へ行かれる際のご利用をおすすめいたします。
是非。
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東北旅行 青森編⑥〜臨機応変の贈り物 青森〆め〜
嫌いなやつにもしも何かをあげなきゃならないならコレ。
さて。
青森最後の朝ごはんは、陸奥湊駅にあります有名なみなと屋さんで平目漬け丼をいただきたいと思い、行ってまいりました。
行ってはみたんですけれども。6時の開店より少し前の5時50分頃には到着したんですね。で、こちらは到着したらとりあえず名前、人数、電話番号を順番待ちの用紙に記入して、順番がきたら連絡をいただけるというありがたいとシステムなんですけれども。その時すでに37組目だったんですね。
うわーっ…。
って思うじゃないですか。
でもですよ。こういうのって結構回転が良くて案外早くてそんなに待たなかったりするよねー、ということで。
とりあえず待つこと1時間。
店内約15席前後くらいというお話しだったんですけれども。開店直後に入店したお客さんがやっとこさ回転し、やっとこさウェイティング1組目案内しますっていう。
末裔思った。
嘘だろって。その回転率、嘘だろって。まあ耳を疑いましたよね。一瞬理解できない回転率。
そしてふっつーに断念しました。
この日は宮沢賢治さんのために岩手は新花巻に移動しなければならなかったですからね。迷うことなく賢治さんを選びまして。
ただ乗車予定の電車の時間までは1時間ほどあるうえに、朝の冷え込みもあったもんですから、どうにかならないものかとしばらく徘徊してみましたところ。
?
コーヒーの幟はあるけれども…。
と思いつつもすぐに判断がつかず、一度は通過したものの。寒さから逃れたい一心で戻ってみましたところ。
やはりOPENの文字が!
でも不安!
やっぱり不安なんだけど!?
でもある!?
あった!?なんかあった!けど!!
勇気をだして扉を開けて、弱々しく、
やってますか?
とお伺いしてみたところ…。
やってました…。
そして美味しかった…。
会社で指1本で入れる、別にそれほど飲みたいわけじゃないけどなんとなく口寂しくて飲むコーヒーとは、比べ物にならないほど美味しかったです。何事もニーズって大事ですね。
ちなみに滞在時間は約40分。その間末裔以外の来客はなく、聞いたところによると基本地元の方々相手で観光客は来ないとのこと。決まったお時間に市場のかっちゃ達にコーヒーをお届けするんですって。
末裔、そうなんですねー。つって。
内心、わかるわー。って。
ここまで来ておいて何ですが、あんなに寒くなかったら、店があるかよくわからないような不確かなガレージの奥まで深入りしてませんでしたからね。
でも思い掛けない冒険の末にひっそりと静かに、そして心穏やかにコーヒーを飲んだ時間は、なんだかとても価値があるような気がします。
そしてみなと屋さんで食べ損なった朝ごはんですが、こうなりました。
なるほど。今まで食べたことのあるウニにあるあの味がしない。美味しかったのはもちろんですが、これもまたよい朝ごはんになりました。
さて皆さま。
おそるべしGWです。みなと屋さんへ行かれるならほんと平日か、よほど時間に余裕をもつかのどちらかをおすすめいたします。でも本場は鯵ヶ沢らしいので、なんかもう次があるならそっち行きたい気持ちです。
だって結局着信は8時44分でしたからね。2時間半!!
もうとっくに盛岡方面の電車にライドオンですよ。
全部GWのせい。
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東北旅行 青森編⑤〜薄桃色になりたかった〜
窓にぺたりと花びら一枚。
どうも。どちらかといえば原色顔の末裔です。
さて美術館を満喫後。
青森駅からだいたい歩いて10分ほどのところにあります、善知鳥(うとう)神社さんへ行ってまいりました。
こちらの御祭神は宗像三女神さまとのことで。
事前に御祭神を把握していたわけではなかったのですが、縁起に青森発祥の地、とあるここ善知鳥神社で三女神さまにご挨拶できたのは嬉しかったです。
ちなみに。
御朱印のはじめて遭遇するスタイル。
色で呼ぶ。
ただしこの時は待ち人が末裔のみだったため、
お待ちの方ー。
と呼ばれました。
折角だから、薄桃色の方と呼ばれてみたかった。
そして参拝後は、正面鳥居左手そばにある洋菓子店、赤い林檎さんにも寄ってみました。
最初は何か美味しそうなお菓子があれば購入しようと寄っただけだったんですが、店舗の2階がパーラーになっており、乗車予定の電車が来るまで駅の近くでどうせ時間を潰すならば三女神さまのお側の方が気分がいいと判断し、お茶をしてまいりました。
いただいたのは、こちらのエクレア。
店内はのんびりと、でも老若男女、地元っぽい方々で賑わっていました。
木目調で落ち着いているけれど気取らず、居心地はとても良かったです。
こちら、ケーキやパフェもいただけるのですが、軽食もなかなか。
個人的に、トーストとキッシュのセットがとても気になりました。なかなかお目にかからない組み合わせなもんで。
さて皆さま。
青森駅にはおそらく多くのおしゃれなカフェがあるんだろうと思われます。
がしかし。
善知鳥神社さん参拝からの赤い林檎さんでひと息の流れも、とても素敵ですので。
是非!
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東北旅行 青森編④~シャガールも、志功もいいけどミナペルホネン!!~
この真顔は人間なめてる。
東北旅行2日目は、青森県立美術館へと行ってまいりました。
外観にはたくさんの可愛い木があります。夜はやっぱり青でライトアップですかね?
館内も外観同様、白を基調としたスタイリッシュなデザインとなっております。
そしておウエルカム作品がこちら。
シャガールが描いたバレエの背景画です。
初っ端から圧倒してくるよねー。
なんて思いながらひと通り観終わり、特に印象深かったのは、やはり棟方志功さんと、あとは田澤茂さんでしょうか。
あの目眩がするような鮮烈な作品、素敵でした。
しかもこちらのスタッフさんの制服、ミナペルホネンのワンピースでして。
生地がミナペルホネンであることを近くにいたカップルの会話から仕入れて、ほんとうだ!超かわいいんですけどー!つって、お写真撮らせていただきました。
ただご本人の了解を得ていないのでお写真は載せませんが。
かわいいです。贅沢です。そういうの、モチベーションには大事ですよね。
てなわけで皆さま。
そういうのが好きな一部の方にしかわからないお話なんですけれども、ほんと重ね重ねミナペルホネンの生地の制服がとても素敵ですので、その目で確かめに青森県立美術館へ。ついでもその他も。
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