フランス旅行④~年末年始の海外旅行にも事情がある~
作品は愛でられども、その影は見向きもされず踏まれてしまうのな。
さて元旦です。
あけましておめでとうございます!
なんてこともすっかり忘れて 、まずは前日に購入して食べることを楽しみにしていたこちらのクロワッサンを、この日もやっぱりカルロスニュースを眺めつついただきました。
ほんとお店によって全然味が違うことが今回の旅での驚きのひとつだったんですけれども。
こちら、宿泊先のオベルカンフにありますバスタードさんのクロワッサンは、甘さ一切なし。おかずのお供にしても良し、ジャムと一緒にいただくも良しなお味のクロワッサンでした。
で、この日は元日なんですけれども。
日本ならのんびりもしたいところではありますが、フランスはパリともなりますとそうもいきません。何故ならば、まずホテルの部屋はこれなんですね。
電気ポットとかもないし、テレビのニュースはカルロスだしで、それこそよっぽど体調でも悪くない限り、終日過ごしたい部屋じゃないんですよ。それにゆっくり過ごしたくてとかではなくて、ここしか長期間の休みが取れないという理由で致し方なくこの年末年始に海外旅行を捻じ込んでいるということもありまして、まあようするに、とにかく遊びに行きたいじゃないですか。
ということで。元日でもオープンしてくれているというオルセー美術館へと行ってまいりました。
オベルカンフから、徒歩で。
そもそも方向音痴なこともあってか信じられないような迷い方をしてしこたま時間はかかりましたが、それでもなんとか11時前には到着したんですけれども。その時には、100人ほどが行列をつくっておりました。ただしこの行列、13時頃には5倍ほどに膨れ上がっておりました。それが元日だからなのか、いつものことなのかはわかりませんが、事前予約なしの場合は早めに行くか遅めに行くかのどちらかがよさそうですね。
で、オルセー美術館にも色々な作品が収蔵されておりますが、その中でも特に興味があったドガの「14歳の小さな踊り子」をちょいとじっくり目に鑑賞いたしまして。
満足したその後は、美術館の5階にありますカフェ「カンパーナ」さんでカフェクレームを飲みながら、しばし休憩いたしました。
なんせまだまだ歩きますもんで、できるときに休憩していきませんと体力がもちませんからね。
ちなみに店内はこんな雰囲気となっておりまして。
オルセーっぽくてよいのではないでしょうかね。
ここで、末裔が案内された席の隣に着席されていた日本人観光客の女性おふたりにお声掛けいただいたのですが、思いかけずとても楽しくお話させていただいたりしたこともあり、とてもよいひとときを過ごせました。
ひとりでのんびりと旅をしたその先で、出会えた素敵な方々と楽しくお話するのは本当にうれしく思います。
さて皆さま。
こちらのカフェですが、もちろんお食事メニューもありますので、2階にあるレストラン「ミュゼ・ドゥ・オルセー」よりもカジュアルにすませたいという方によいのではないでしょうか?
もちろん、ただのお茶だけのご利用にも。
是非。
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